坂井さん死去、突然の悲報にファン沈痛
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070528ih01.htm
坂井さん死去、突然の悲報にファン沈痛 がんで闘病生活を続け
ていた女性人気アーティストが、入院先の病院で死亡した。28日
明らかになった人気ポップスグループ「ZARD」の坂井泉水(い
ずみ)さん(40)の早過ぎる死。「負けないで」「揺れる想(お
も)い」などさわやかなボーカルで、多くの人に親しまれた坂井さ
んに対し、音楽関係者やファンの間からは驚きの声とともに、悼む
声が漏れた。
坂井さんは、人気グループ「ZARD」の顔として、1990
年代以降の日本ポップス界に大きな足跡を残した。
モデルなどの活動を経て、ZARDのボーカリストとして、1
991年にデビュー。92年には、アルバム「HOLD ME」が
ミリオンセラーとなり、一躍、スターの座をつかんだ。その後も、
「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」など、ヒット曲
を連発した。市場調査会社「オリコン」によると「負けないで」は
、総売り上げ枚数が164・5万枚に達した。
テレビ出演や取材を受けないことで知られ、またデビュー以降
、長い間、本格的なライブ活動も行わず、その素顔はベールに包ま
れていた。所属事務所によると、坂井さんは昨年、デビュー15周
年を記念し、ベストアルバム「Golden Best」を発売。
今年秋には新作アルバムの発売、さらに3年ぶりのライブツアーを
計画していた。
ファンは、その突然の死に、一様に衝撃を受けていた。
東京・渋谷駅のハチ公口前にある電光掲示板に、坂井さんの訃
報(ふほう)を伝える速報が流れると、駅前に集まっている若者か
ら驚きの声が上がった。友人と待ち合わせをしていた横浜市の女子
大生(20)は「最近は本田美奈子さんを始め、若くして亡くなる
人が多く残念」としんみり。埼玉県の女性(33)は、「信じられ
ない。気持ちが沈んでいる時に『負けないで』を聞くと、頑張れま
した。テレビに出ることは少なく、謎めいた人でしたね」と話した
。
東京・銀座では、職場の同僚と遊びに来ていた群馬県太田市の
放射線技師・高瀬善章さん(36)が「同世代だし、よく聞いてい
たのでショック。中でも『永遠』というバラードはしんみりとして
いて好きだった」とぼう然とした様子だった。
ZARDのプロモーションを行っている「リレーションズ」(
東京都港区)の事務所前には28日、ファンのための記帳台が設け
られた。入り口のテーブルには、ほおづえをついた坂井さんの写真
が飾られ、たくさんの白い花が供えられた。同事務所によると、坂
井さんが亡くなった時は、病室で両親ら親族数人がみとったという
。通夜や告別式は密葬で行う予定で、ファンのためのお別れ会を検
討しているという。
◆所属事務所のコメント◆
坂井さんの所属事務所が28日公表したコメントの主な内容は
次の通り。
坂井さんは昨年6月から、子宮頸(けい)がんを患い、入退院
を繰り返しながら闘病生活を送っていました。摘出手術により、一
度は快方に向かったが、がんの肺転移が認められ、今年4月に再入
院を余儀なくされました。主治医及び病院関係者の治療のおかげで
、ここ最近は早朝に病院敷地内を散歩するまでになり、気丈にも体
調回復のための日課としていました。
5月26日早朝、病室に戻る途中、階段(高さ約3メートル)
を通った際、前日の雨により足を滑らせて転落、後頭部を強打した
ことが、直接の死因となりました。
昨年の15周年記念のベストアルバム発売以降、次の目標とし
て、今秋にアルバム発売を予定し、3年ぶりのライブツアーを行う
計画も進めていた最中でした。本人も今後の音楽創作活動には積極
的で、病室でもスタッフと撮影などの打ち合わせを行ったり、歌詞
を書きためたりと回復に向けて努力していました。その矢先の事故
だけに、大変、残念でなりません。
(2007年5月28日16時5分 読売新聞)
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