[彼女] 「excite music」interview

看板aiko作者 ( 凱炎 )時間17年前 (2007/08/24 00:20), 編輯推噓0(000)
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http://www.excite.co.jp/music/close_up/0708_aiko?c=interview ──aikoさんにとって初めてのダブルAサイドシングル。まず1曲目となる「星のない 世界」は、すごくドラマチックな曲ですよね。歌声が胸にググッと迫ってきます。 【aiko】 バラードにも色んな振り幅があるんですけど、今回はみんなの胸に鋭く届い て、最後まで一気に聴いてもらいたい曲になったなと思うので、歌に関してもAメロ、B メロ、サビっていう展開はあるけれども、1曲として歌いきるように一生懸命、心を込 めて歌いました。 ──タイトルだけを見ると、ちょっと悲しい曲なのかなぁっていう印象もあるんですけ ど、実際はすごくシアワセな曲。 【aiko】 好きな人のことを信じていれば、星のないような何も見えない場所でもきっ とその人のことを見つけることが出来るって思えると思うんですよ。恋愛をしていると 切なくて寂しくなることはいっぱいあるんやけど、それくらい相手を信じられる瞬間が ほんの5秒でもあれば、私はそれだけでその日を超えていくことが出来るんですね。な ので、みんなにもそういう気持ちを感じてもらえたら良いなぁって思って。 ──ちなみに最初からこのタイトルですか? 【aiko】 全然違ってました(笑)。初めに付けたタイトルはちょっと抽象的すぎたの で、このタイトルになりました。けっこうね、タイトルでダメ出しされることが多いん ですよ、aikoって。最近もね、ダメ出しされてるんだけど、すっごいゴリ押ししてるタ イトルがあって。「たれ目のパンジー」っていうんですけど(笑)。パンジーってパッ と見は、たれ目じゃないですか。いつかこのタイトルの曲が出たら、「これか!」って 思って下さい(笑)。 ──歌詞でいうと、全体的に主人公の心象風景が描かれているんだけど、2コーラス目の Bメロに<夏が来る手前の冷めた風が首をさらった>っていう情景描写がポッと出てくる じゃないですか。ああいうのもたまらないんですよねぇ。 【aiko】 あぁ、そこはね、ディレクターもすごく好きって言ってくれてましたね。自 分としては、リリースするのが8月の中旬やし、<夏が来る手前>っていう歌詞で良い のかなって思ってたんですけど、「これが絶対イイ」ってディレクターが言ってくれた から、このままになりました。なんでこういう歌詞を書いたんやろ(笑)?自分でもあ んまわかんないんですけど、きっとそう思ってたんでしょうね。 ──そして、もう1曲は現在オンエア中の日本テレビ系ドラマ『ホタルノヒカリ』の主 題歌になっている「横顔」です。 【aiko】 主題歌のお話は事前にうかがっていたんですけど、意識すると曲が作れなく なってしまうので、普段の曲を書く作業として、なるべくいっぱいの曲を書いたんです 。で、その中から、「ドラマで流れたときにちゃんとプラスアルファとして物語にお飾 りを付けられるような曲はどれだろう」、「自分が歌いたい曲はどれだろう」って考え ながら決まったのがこの曲でした。テレビで流れたときは、もうトリハダ立っちゃいま したね(笑)。 ──テンポ感がすごく気持ちイイ曲だなぁって思いました。 【aiko】 最近、これぐらいのテンポのこういうタイプの曲ってほとんど作ったことが なかったんですよ。記憶の中でいうと、ファースト・アルバム『小さな丸い好日』以来 ぐらいだったので、作れてすごい嬉しかったんですよね。しかも、それをドラマでも使 っていただけることになったし。 ──歌詞のテーマもサウンドにバッチリとハマっていますし。 【aiko】 ありがとうございます(笑)。なんかね、恋愛って切ないけど、その切なさ より何倍も楽しいこと、嬉しいことがあると思える曲を書きたくて。 ──歌詞の中では“愛しい”と“切ない”が同列な感情として出てくるじゃないですか 。そういう部分に、aikoさんらしい恋愛観を感じました。 【aiko】 そうなんですよ。私の中では、その2つの感情は、数秒ごとに入れ替わってし まうくらい、すごく背中合わせなものなんですよね。だから、これを対にして書いたの も私の中では自然な気持ちやし、恋をすることはやっぱりそういうことなんじゃないか なぁと思います。 ──歌声がすごく楽しそうですよね。 【aiko】 楽しかったですね。<横顔に恋をした>っていうフレーズがこの曲の中で一 番大事な言葉だったので、そこに重点を置きつつ一生懸命歌いました。「星のない世界 」と比べると、この曲はかなり笑いながら歌ってたというか。自然と笑顔が出てくる歌 やったし。 ──そして、カップリングには「恋愛」というロックテイストなナンバーも収録されて います。 【aiko】 この曲は、サビに色んな節回しが出てくるので、けっこう難しかったんです けど、今回の3曲の中では一番ボーカルテイクが少なかったんですよ。でも、まだ歌い足 りなかったので、「もっと歌いたい、歌いたい!」って言って、歌わせてもらったんで すけど(笑)。 ──難しかったのに歌録りがスムーズに進行したということは、こういう曲が得意とい うことなんですかね? 【aiko】 どうなんやろ?でも、こういう曲は歌ってて色んな表情を付けやすい部分も あるんで、そういうところで自分が“こうしたい”と思った方向にちゃんと行ってくれ たんじゃないかなって。ロックテイストの潔い曲に、自分の歌でどんな色を付けられる かを考えながら歌ってましたね。 ──この曲も、恋愛をしていく上で芽生える切ない感情が描かれていますよね。 【aiko】 そうですね。今回は3曲とも、恋をして人を好きになって切ないという気持ち を歌った曲になりましたね。恋愛って、色んな感情が一瞬にして入れ替わるものだと思 うので、これから先も色んな表情の、色んな色の、色んな角度の恋愛の歌を書いていけ たら良いなと思います。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 218.172.116.45
文章代碼(AID): #16pRExXX (aiko)
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