ZARD、デビュー15周年を迎えて贈る究極のベス유…
90年代、そして2000年代とJ-POPシーンをリードし続ける女性ボーカルバンドとして
、多くのヒット曲を生み出してきたZARD。15周年を迎えた今、まさに究極のベストアル
バム『Golden Best ~15th Anniversary~』が完成した。
女性アーティストとして最多40曲のシングルチャート・トップ10入り
ZARDがデビューしたのは1991年2月10日。ファーストシングル『Good-bye My
Loneliness』(1991年2月発売、オリコン最高位9位)が、そのみずみずしい歌声とサウ
ンドでオリコンチャート初登場9位を記録した。それ以降、オリコン初登場1位となりミ
リオンヒットを記録した『負けないで』(1993年1月発売、オリコン最高位1位)をはじ
め、『揺れる想い』(1993年5月発売、オリコン最高位1位)、『マイ フレンド』(
1996年1月発売、オリコン最高位1位)、『Don't you see!』(1997年1月発売、オリコ
ン最高位1位)、『運命のルーレット廻して』(1998年9月発売、オリコン最高位1位)
など、代表曲と呼べる楽曲は名前を挙げ始めたらキリがないほど。2006年5月にリリー
スした最新シングル『ハートに火をつけて』(2006年5月発売、オリコン最高位10位)
がシングルチャートのトップ10入りを記録したことで、シングルのトップ10入りした曲
数を“40”として、自身が持っていた女性ボーカルアーティストの最多記録を更新した
のも記憶に新しいところだ。
ZARDの楽曲はどの曲も、いつ聴いても新鮮に響いてくる。それは、流行に左右されな
いサウンドや親しみのあるメロディーラインも大きな理由ではあるが、やはりバンドの
中心となっているボーカリスト坂井泉水の歌声が持つ優しさとぬくもり、そして透明感
によるところが大きい。それに加えて、作詞家として生み出す歌詞が、年齢性別を問わ
ず多くのリスナーに共感を与えてくれることも、ZARDの楽曲が広い層に愛されている理
由だといえる。
2枚組全27曲、究極のベスト盤で15年の歴史を振り返る
先ほど、女性ボーカルアーティストのシングルチャート・トップ10入り楽曲が最多と
いうことに触れたが、ほかにも、アーティスト・トータルセールス(CD総売上枚数)が
3572万9000枚で歴代8位、シングルトップ100チャートイン数43枚で90年代デビュー・ア
ーティストとして歴代2位、さらにはアルバム連続ミリオン獲得数9枚で歴代1位という
輝かしい記録を持っている。ZARDの人気は、まさに数字にも裏付けられた確かなもの。
今回リリースされる『Golden Best ~15th Anniversary~』は、そんな15年の軌跡が
凝縮されている。2枚組で全27曲というボリュームで、『Today is another day』『Oh
my love』は同名のアルバムに収録されていた曲だが、それ以外の25曲はシングル曲と
してリリースされた楽曲で構成されている。チャート1位を獲得した曲が13曲、そのほ
かももちろんトップ10入りした曲ばかり。リリースされた順に収録されているので、歴
史を振り返りながらZARDサウンドの魅力を再確認してもらいたい。
(文 / 田中隆信)
http://magazine.music.yahoo.co.jp/rep/20061017_001/
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