[情報] 竹野内豊が初ナレーション
竹野内豊が初ナレーション …来年3月公開映画「明日への遺言」
俳優、竹野内豊(36)が映画「明日への遺言」(小泉堯史監督、来年3月公開)で、
ナレーションに初挑戦したことが19日、分かった。
作家、大岡昇平氏の「ながい旅」を原作に第二次世界大戦末期、
名古屋で絨毯爆撃を行った米爆撃機の搭乗員だった捕虜38人を
処刑した責任を問われたB級戦犯・岡田資(たすく)中将の、
軍事裁判を通した誇り高い生き様を描く。主演は藤田まこと(74)。
小泉監督の「雨あがる」「博士の愛した数式」に感銘を受け、
新作に何らかの形でかかわりたいと望んでいた竹野内のラブコールに、
監督が応えて実現したもの。ナレーションは登場人物の語りではなく、
客観的視点で物語をリードする難しいものだったが、
竹野内は撮影現場に何度も足を運び、黒澤組の流れをくむ小泉組の息遣いを吸収。
今月初旬の2日間、都内で収録した。
竹野内の映画“出演”は主演作「冷静と情熱のあいだ」(平成13年)以来、
6年ぶり2本目。収録を終えた竹野内は「物を作ることに、
これほど深い愛情を持った方々とご一緒できたことを心から感謝します」と感激。
小泉監督も「言葉の意味をきちんと理解し、
自分の言葉として伝える作業に根気よく取り組んでくれた。
彼のこの映画に寄せる情熱、誠意は素晴らしいもの」と評価した。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200707/gt2007072004.html
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