[舊聞] 笑い取り戻した小室哲哉 「妻KCOに救われた」
笑い取り戻した小室哲哉 「妻KCOに救われた」
2008/5/4
音楽プロデューサーの小室哲哉さんが2008年5月3日に放映されたテレビ朝日系
「オーラの泉」に出演した。プライベートについてはあまり触れない小室さんだ
が、この日は自身の「栄光と孤独の日々」や妻KCOさんとの関係などについて率
直に語った。
この世からなくなると困るものは、奥さん」
1990年代後半の最盛期には年間で90曲のペースで新曲を生み出した。作曲に
没頭し、プライベートもなく、2度の離婚を経験した。
「何回もダメかな・・・って思った」
「記憶から抹消したい事が多い」
「とにかく訳が分からなかった。ずっと・・・」
ネガティブな言葉を連発しながら、当時を振り返る。
「笑っていなかった」という昔のライブ映像に映し出された小室さんは、どれ
も表情が暗い。しかし、番組では時折笑いを交えて話した。
鬱に近い状態から小室さんを救ったのは、自身がプロデュースする音楽ユニット
「globe」のボーカルで、妻のKCOさんだ。
「この世からなくなると困るものは、奥さん」
それほど支えられている。
「(奥さんの前で)僕は子供ですね。完全に。
14も年上なんですけどね」
原点に返り、新たな音楽の創作に取りかかる
インターネットの普及で、音楽ビジネスのスピードが早くなっている。そのテンポ
に合わせようとして「急いでいた」と語る。
少々急ぎすぎたという感じもあり、再び原点に返ろうとしている。
原点とは、日本で初めてクラッシック音楽に電子楽器「シンセサイザー」を導入した
冨田勳さんだ。以来、シンセサイザーの魅力に取り憑かれ、小室さんのヒット曲に欠
かせない要素になった。
新たな音楽の方向性を模索中で、
「設計図的なものは頭に浮かんでいる」
クラッシックとシンセサイザー、さらにロックを融合させた未知の音楽を、近々聴
けるかもしれない。
http://www.j-cast.com/2008/05/04019800.html
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