[新聞] 「芝浦ブラウザー」主演 井ノ原快彦
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20110330-OYT8T00666.htm
「芝浦ブラウザー」主演 井ノ原快彦
復興への力 舞台が生む
人気グループ、V6の井ノ原快彦が主演するコメディー「芝浦ブラウザー」が、4月
2日から19日まで新大久保の東京グローブ座で上演される。NHKの情報番組「あさ
イチ」のキャスターとして、東日本巨大地震の報道に取り組みながら稽古を続けている
。(祐成秀樹)
「あさイチ」の司会を始めて1年。地震発生後、最初の放送日となった14日から緊
迫する状況を伝えている。「本来ならアナウンサーの方がやられるところでしょうが、
任せて下さった。スタッフの皆さんと信頼関係が出来たのでは」。今も午前8時15分
からの生放送に備えて5時半に起床、被災地の状況を丹念に頭に入れて温かく語りかけ
る。「出来る限り『頑張って下さい』と言いたいのですが、言われたくない人もいる。
気は使いますね。今まで通り一般の人と同じ感覚で対応したいです」
放送後は「芝浦ブラウザー」の稽古に向かう。「非常事態に必要なものは安心と安全
。エンターテインメントはなくても困らない。そんな中でも、見たいと思って下さる人
の力が、心の余裕となり、復興につながるかもしれない。大きな力になると信じたい」
作・演出は京都の劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠。3年前の「昭和島ウォーカー」
で近未来の町工場の群像を描いて以来のコンビだ。「上田君にしか出来ないことがある
。演出する時、登場人物の気持ちの動きを空気の流れのように作る。また恥ずかしい所
を上手に笑いにしたり、切なさや、かっこ悪さも愛(いと)おしく書いてくれたりするの
もツボです」
今回は、お互いが「特別な情熱」を持つものについて意見交換を重ねた結果、「住ま
い」をテーマにした。「不動産物件を内見する時ってワクワクするでしょう。その感じ
を立体化出来ないかなって話しました」
近未来の東京・芝浦。新しい高層ビルが立つ洗練されたエリアだが、隙間を縫って楽
しく暮らす人々がいた。井ノ原の役は不動産業者。パソコンのブラウザーのように住人
たちをのぞき見る。「生活を見ていくだけの芝居。他の芝居と全然違いますが、それだ
けでも面白い。見た人が心の中でドラマを作る感じになるのでは」
V6はデビュー16年。「金閣寺」の森田剛、「ゾロ ザ・ミュージカル」の坂本昌
行と今年はメンバーが舞台で高い評価を得ている。「みんな同じ方向に行かず、あっち
こっちで何かを確立している。尊敬しますね」
音尾琢真、芦名星、市川しんぺー、伊達暁らと共演。(電)0570・00・3337。
(2011年3月30日 読売新聞)
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每日新聞
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20110330dde018200073000c.html
舞台:「住まい」テーマの群像コメディー 上田誠が「芝浦ブラウザー」上演
京都を拠点に東西で活動する気鋭の劇作家・演出家の上田誠が、井ノ原快彦と組む「
芝浦ブラウザー」。近未来の東京を舞台に「住まい」をテーマにした群像コメディーだ
。
「芝浦」は高層ビルが建ち並ぶ再開発地域の「片隅」の暮らしをブラウズ(閲覧)す
るというユニークなもの。そこに見え隠れするのは上田の「東京って上昇気流がすごい
。『下りる芝居』をやった方がいいなっていう気が少ししている」という感覚だ。
「よりよい生活へと、上昇していくことを人間は志向するけど、それが加速している
。上がった所から下りられない怖さがある」。そこで提示するのは「選択の余地」だ。
「高いところから下を見たら、意外と面白い生活が吹きだまっているな、というような
」
東日本大震災で、演劇人も舞台を続行するか、中止すべきか、厳しい判断を迫られた
。「お芝居ってエンタメなんで、楽しみを提供することしか機能としてないんだろうっ
て思ってる。怒られつつやんなきゃいけない。そういう職業やと思いますね」
4月2~19日、東京グローブ座。問い合わせは0570・00・3337へ。大阪
公演は同22~24日、シアター・ドラマシティ。【濱田元子】
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