[拓哉] 日本アカデミー賞辞退が致命傷に 木村拓哉の役者人生
12月25日10時0分配信 日刊ゲンダイ
キムタクの“賞レース辞退”が大きな波紋を広げている。
巨匠・山田洋次監督の時代劇映画「武士の一分」に主演した木村拓哉(34)は、
来年2月に行われる「第30回日本アカデミー賞」の主演男優賞の
候補にノミネートされた。
しかし、木村サイドは「ほかの優秀主演男優賞の方たちと競う場に立たせたくない」
という理由で辞退を発表。
“賞が欲しくて映画に出ているわけではない”
という姿勢をアピールできたのだから、
木村はさぞかしいい気分に違いない。
だが、周りにとってはいい迷惑だ。
「『武士の一分』は木村以外にも優秀作品賞、優秀主演女優賞、新人俳優賞など、
実写邦画に与えられる全13部門中12部門でノミネートされていますからね。
そんな状況で木村だけがケツをまくったわけで、
木村を絶賛していた山田監督にしてみれば、顔にドロを塗られたようなものだし、
他の共演者も複雑な心境でしょう」(映画関係者)
たとえ、いくつかの部門で最優秀賞に選ばれたとしても、
受賞者は素直に喜べないだろう。
そもそも、これまで木村は周囲を散々振り回してきた。
「木村サイドが“特別扱い”を要求するから、とにかく制約だらけなんです。
木村サイドがマスコミを選別して写真の撮影や使用を拒否するから、
配給会社は“本来のPRができない”とアタマを抱えている。
映画を大々的にアピールしなければいけない映画祭でもそうでした。
『武士の一分』の原作を出版している文芸春秋も、
キムタク側から『本の帯でも写真はNG』と通達されています。
木村のために、映画に関わっている周囲が右往左往しているんです」
(マスコミ関係者)
この調子では、ドラマはともかく、
木村を映画に起用しようというケースはなくなっていくだろう。
キムタク様の“絶対王制”はいつまで続くのだろうか──。
最終更新:12月25日10時0分
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