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小栗旬が見た“シルク・ドゥ・ソレイユ” 第9回
ロングランならではの“底力”
“太陽のサーカス”シルク・ドゥ・ソレイユ。そのエンターテインメントを堪能でき
る日本初の常設劇場「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」が10月1日、東京ディ
ズニーリゾートに誕生する。初演目となるオリジナルの「ZED(ゼッド)」の上演が
待ちきれないと、“いま最も旬な男”俳優の小栗旬さんがシルク・ドゥ・ソレイユの原
点を体感、その華やかな舞台の裏側を探り、「ZED」の魅力とシアターの全ぼうを、
映像、多数のビジュアルで明らかにする連載9回目。ロングランが続くシルク・ドゥ・
ソレイユならではの工房事情を明かしてもらった。
衣装、靴、小道具など、パフォーマが直接身につけたり、持ったりする物のすべてを
創り出している、国際本部のアトリエ棟。衣装や靴については、既製品を使うのは2割
程度で、ほとんどは真っ新の状態から製作するという。どこにもないオリジナル・デザ
インを貫くためのこだわりか。さすが……と思いきや、実はもっと現実的な理由がある
ことを、生地担当スタッフが話してくれた。
「シルク・ドゥ・ソレイユのショーは、開幕すると、どれもが十数年のロングランに
なります。当然、衣装や靴、小物は、寿命やキャスト交代のたびに作り替えなければな
りません。この場合、既製品を使っていると、補充ができなくなってしまうんです。フ
ァッション界は流行の移り変わりが激しいため、同じものを何年にもわたって作り続け
ることはしませんからね。もちろん、最初のうちは、あらかじめ大量に既製品を購入し
ておくようにしましたが、ショーの数は増える一方で、保管場所には限りがあります」
「ではどうすればいいか、ということで、数年前から、このアトリエで白生地からの
染色、模様付けなどもすべて行い、正確なクオリティー・コントロールをしていく方式
に改めました。色の調合の仕方など、細かいところまですべて文書に残してレシピ化し
、すべて自分たちで製作できるシステムを確立したのです」
染色のための大きなボイラー(釜)や、長さ60メートルの生地を張り付けて、シル
クスクリーンで模様を型押しするための作業台など。アトリエというより、ちょっとし
た工場の規模を持つ、テキスタイル・デザイン・ショップ(生地工房)。靴工房も、事
情はほぼ同様だ。
作品数がどんどん増え、しかもそのすべてがロングランしているシルク・ドゥ・ソレ
イユだからこそ必要な、そして、そんな彼らだからこそ実現できてしまう、パーフェク
トな製作環境。インフラ整備にも抜かりない、シルク・ドゥ・ソレイユの底力を見た思
いだ。(伊達なつめ)
2008年7月31日
http://mainichi.jp/enta/geinou/zed/graph/09/
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馬戲團的第九次更新
要存圖請洽 http://mainichi.jp/enta/geinou/zed/graph/09/1.jpg
後面的數字是1~12 共12張圖
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