[新聞] 小栗旬が見た“シルク・ドゥ・ソレイユ”
小栗旬が見た“シルク・ドゥ・ソレイユ”
第2回 ラスベガス「絶対的なエンターテインメント」に圧倒
“太陽のサーカス”シルク・ドゥ・ソレイユ。そのエンターテインメントを堪能でき
る日本初の常設劇場「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」が10月1日、東京ディ
ズニーリゾートに誕生する。初演目となるオリジナルの「ZED(ゼッド)」の上演が
待ちきれないと、“いま最も旬な男”俳優の小栗旬さん(25)がシルク・ドゥ・ソレ
イユの原点を体感、その華やかな舞台の裏側を探り、「ZED」の魅力とシアターの全
ぼうを、映像、多数のビジュアルで明らかにする連載2回目は、小栗さんがラスベガス
でシルク・ドゥ・ソレイユと出会う……。
◇ ◇ ◇
ピラミッド&スフィンクスと自由の女神が同じ通りに並び、エッフェル塔がその向か
いにそびえ建つ。しかもそれがみなミニチュアではなく、実寸に近いのだから、ポカン
としてしまう。キッチュというにはあまりに巨大なオブジェを備えたテーマ・ホテルに
、アトラクション、ショッピング・モール、レストラン……。ばく大なカジノ・マネー
のお陰で、すべてがケタ外れの規模で展開しているのが、ラスベガスという街だ。
「あんまり好きなタイプじゃないですねぇ。でも、ギャンブルやショーを見るために
来るなら、いいところだと思う。僕はショーを見に来たわけだから、もちろんいいんで
すけど」
と、正直な感想を漏らす小栗さん。確かに、地に足の着いた日常とはかけ離れたこの
街のありようは、好き嫌いが分かれるところだ。でも彼が言うように、何をおいても駆
けつける価値のあるショーが、ここにはひしめいているというのも事実。中でも、シル
ク・ドゥ・ソレイユが上演している計5つのショーは、マジックやレビュー、大物歌手
のライブといった昔ながらのナイト・ショーを上回り、いまやラスベガスを象徴するエ
ンターテインメントとして、ダントツの人気を誇っている。
肉体の限界に挑むハイレベルなアクロバットと、高い芸術性が融合したシルク・ドゥ
・ソレイユの世界。これまでも多くのツアー・ショーによって、その魅力は日本にも紹
介されてきたけれど、ラスベガスのショーがそれらと決定的に異なるのは、劇場の舞台
機構そのものが、ショーの見どころとなっている点。前夜には舞台の床が360度回転
する『KA(カー)』を、この日は舞台が一瞬のうちに水をたたえた深いプールになっ
たり、浅瀬になったりする『O(オー)』を観劇した小栗さんも、その並はずれたスケ
ールに圧倒された様子。
「ほんとに絶対的なエンターテインメントですよね。ダイナミックさと度肝を抜くパ
フォーマンスで、ショービジネスの世界をまざまざと見せつけられた感じ。これだけの
規模で、こんなに多くのお客さんを集められたら、出演している側の士気も上がるだろ
うし、すべてがいい方向に動いていく気がする。いつかは自分が俳優としてこういう舞
台に立つことも……。うーん、考えますけど……、こういうことは、この国だからこそ
できることなんでしょう。日本では難しいでしょうね……」
同じショービズの世界に生きる者として、思わずわが身の置かれた状況に立ち返り、
ちょっとブルーになるオグリなのだった。(文・伊達なつめ)
2008年6月12日
http://mainichi.jp/enta/geinou/zed/graph/02/
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就是那個馬戲團特派員的第二回更新
網頁上有圖&影片可以看^^
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