[新聞] 山田孝之出演電影「太平洋の奇跡 フォ유…
※ [本文轉錄自 JapanMovie 看板 #1CAKchL- ]
http://eiga.com/buzz/20100629/1/
竹野内豊の約3年ぶりとなる主演映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」(平
山秀幸監督)の撮影現場がこのほど、タイ王国・ラヨンの海軍基地内で公開され、竹野
内をはじめ共演の唐沢寿明、井上真央、山田孝之、岡田義徳、ベンガルが取材に応じた
。
日米開戦70年特別企画として元米海兵隊員ドン・ジョーンズが発表した「タッポーチ
ョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」(絶版)を映画化。太平洋戦争の激戦地サイ
パン島で、わずか47人の兵力で米軍4万5000人を神出鬼没な戦略で翻ろうし、畏敬の念
を込めて“フォックス”と呼ばれた実在の人物・大場栄大尉と、米軍側のハーマン・ル
イス大尉、双方の視点で描く。
同作は、日本ユニットを平山監督、USユニットを「サイドウェイズ」のチェリン・グ
ラック監督、VFXユニットを「陰陽師」や「西遊記」などの特撮監督で知られる尾上克
郎の3人が分担。そして、編集段階で平山監督が統括する。ハリウッドでは珍しいこと
ではないが、日米スタッフが第3国に結集し共同で製作するのは邦画史上前代未聞のこ
と。日本、アメリカ、タイ3カ国に及ぶスタッフ&キャストは総勢約470人という大所帯
となり、現場は3ヶ国語が飛び交った。
竹野内は、5月20日のクランクイン直前に髪を約20センチほどバッサリと切り、ヒゲ
をたくわえた精かんな姿。「残った民間人、兵の数を正確につかんでくれ」。役づくり
で体重を5キロしぼり、鋭い眼光から的確な指示をおくる姿は軍人そのものだ。「40度
くらい? 身の危険を感じますね」と苦笑いを浮かべるが、視線の先にあるのは自ら演
じる大場大尉の姿だった。
撮影前に2日間の軍事訓練を受け、大場大尉の墓前で手を合わせた。しかし、実在の
人物を演じるうえで残された手がかりが数枚の写真のみとあって「何も分からない状態
のまま、毎日手探りでやっています」と悩みが尽きない。それでも、大場大尉の次男と
の面会が大きなきっかけになったといい「野武士のような人だったというんです。口に
するよりも行動で示す人。父と子の関係という部分について、自分の父と似ているとこ
ろがある。僕も父とはほとんど口をきかなかったから」と真しに話す。
そんな竹野内を、事務所の先輩である唐沢は「ゼロからの覚悟だね、竹」と熱いまな
ざしで語りかける。両親を米兵に殺害され、家族のなか唯一生き残った役どころを演じ
る井上は「とにかく『怒り』をテーマに取り組んでいます」。軍曹役に臨む岡田も、「
場所に酔わないようにしたい。自分がいい作品を撮っている気になる。一歩引いたとこ
ろから見つめないと……」と見据えている。
キャストそれぞれが、歴史を語り継ぐことに大きな意義を感じ、突き動かされている
。「日本人として過去にあったことを残す必要は絶対にあると思う。そういう作品に携
われることに、とても大きな意味があると思います」と言葉を選んで静かに話す竹野内
。クランクアップ予定は、7月下旬だ。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」は、11年2月から全国で公開。
竹野內豐睽違三年主演新電影「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」,
目前正在泰國進行拍攝。
共演的事務所前輩唐澤壽明為電影初次理了光頭。
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