[新聞] 蒼井優訪談 - 言葉にできない“感覚”옠…
※哭哭 我不會翻譯Q口Q...
來源:http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2010/08/8830/
好んで聴くというチャットモンチーの曲が流れる中、フワリと優しい笑みを浮かべて、
軽い足取りで彼女がスタジオに姿を現す。時間はすでに夜に差し掛かっていたが、疲れ
た様子も見せず…かといってバリバリに元気いっぱいでもなく(というところが何とな
く彼女らしいのだが)、音楽に合わせるようにカメラを前に軽やかにポーズを変えてい
く。いま、間違いなく最も多忙な女優のひとり、蒼井優。聲での出演も含め、今年だけ
で5本の映畫の公開が予定されているが、そのうち最も早い1月に公開された『おとうと
』は、彼女が「憧れていた」という山田洋次監督作品。このたびDVDがリリースされた
が、すでに撮影からは、かれこれ1年半ほどが過ぎた。この1年半は長かったのか? 短
かったのか? 濃厚であったことは間違いないだろうが…。改めて彼女にふり返っても
らった。
「良い出會いの連鎖に恵まれました」
『おとうと』の撮影、プロモーションを含むこの1年半を、蒼井さんは「良い出會い」
という言葉で表現する。
「山田監督はずっと憧れていた監督で、その方と一緒にお仕事させていただき、それに
伴って吉永小百合さんや(笑福亭)鶴瓶さんともお知り合いになれて。加瀬(亮)くん
ともこれまで共演したことはあってもなかなか喋る機會がなくて、今回、お互いにいろ
いろと喋るようになりました。そこから始まって、舞台(※『楽屋~流れ去るものはや
がてなつかしき~』生瀬勝久演出/小泉今日子、村岡希美、渡辺えり共演)もあって。
仕事以外の部分でも、例えば、大好きな友達ができて、さらにその友達とも遊ぶように
なって…という良い連鎖がたくさんあったなぁ、と思います。年末に仕事でロスに行く
ことになっていたんですが、空港のお壽司屋さんに入って、カウンター席に通されて、
すぐそばにすごく綺麗な人がいるなと思ったら桃井かおりさんだったんです! 私、桃
井さんの大ファンで。そうしたら、桃井さんが一緒にいらっしゃった方とちょうど私の
話をしてた、ってすごくびっくりされてて(笑)。それから、すごくよくしていただい
て、本當に『良い出會いの1年だったなぁ』と」。
信じることで開けた道「課題は…年下の子ですね(笑)」
自らを「言葉にできない「感覚」で動く人間」という蒼井さん。こうした出會いも彼女
の自然體のスタイルが呼び込んでいるように見える。
「何でしょうね…決して活字にはならない自分なりの感覚。まぁ、そこまでかっこいい
ものじゃないんですが(苦笑)、『行く』か『止まる』か決める自分なりの見えない基
準、自分なりに通している筋というものが確実にありますね、人付き合いでも仕事でも
。ただ、自分が信じようと思える人、いとおしいと思える人との出會いを通して、『行
く』っていうサインを出す感覚がすごく緩くなったとは思います。元々、人見知りであ
まり新しい友達を作ろうとか思わないんですが、信じられる友人の友人なら信じてみよ
うって。ちなみに課題は…年下の子ですね(笑)。いままで先輩方とばかりお仕事させ
ていただいていて、自分が最年少だったのが、年下の子たちがいっぱい出てきて…。一
応、先輩って立場になったけど後輩の子たちの方がよっぽどしっかりしてて、私がモジ
モジしていたりします(苦笑)」。
「企畫をいただいて『こういう映畫が観たかった!』って思った」
まもなく25歳。山田作品が半世紀にわたって描き出してきた「家族」や古きよき姿の日
本の日常は、彼女の目にどのように映るのか? もしかしたら彼女にとっては全く知ら
ない風景なのか? と思いきや…。
「ニュースとか見てて、『暗いニュースが…』ってよく言われてますが、私が子供の頃
、家族內での殺人や事件なんてこんなにあったっけ? と思うんです。何なんだろう?
って思っていたときにちょうど、この企畫をいただいて、『こういう映畫を観たかっ
た』って思いました。誰もが持っている家族という縁、本當にやっかいな…切っても切
れない絆の物語で『ありがたいな』って思えました」。
ちなみに、鶴瓶さん扮する叔父が結婚式に亂入するシーンでは「見ていて本當に胃が痛
くなった」とも。
「普段はあまり、役を引きずることはないんですが、今回はウエディングドレス著て、
3~4人のスタッフさんが手伝ってくださってやっと身動き取れる狀態で。しかも、鶴瓶
さんがあまりにも自然に叔父さんを演じてるから、本當にそう思えて感情移入しちゃっ
て、自分が休憩中で鶴瓶さんのカットを撮っている時點で胃がシクシクしてきました。
鶴瓶さんがおかしければおかしいほど、本當に顔から火が出そうな思いになって、同時
に身內としての絆も感じてて、結婚相手が叔父さんを馬鹿にしたような態度を取ると腹
が立ってきたり。結婚式というスタート地點にいるのにすでにゴールが目の前にある気
分を味わってました」。
2001年の映畫デビューから今年で10年目。先ほどの話ではないが、蒼井優を目標とする
後進たちも続々と出てきている。蒼井優の今後は?
「分からないですね(笑)。あんまり自分の中で執著がなくて、それが強みかな、とも
思うんです。いまやっている作品しかないって気持ちで常にやっているので。元々、東
京に遊びに來たいという気持ちでこの世界に入ったけど、実はその感覚っていまも変わ
ってなかったり(笑)。でも、そのスタンスは嫌いじゃないです」。
「仕事している自分と休んでる自分のバランス」
先日より第3部に突入したNHK大河ドラマ「龍馬伝」に登場。2011年もすでに、江口洋介
との共演作『洋菓子店コアンドル』などの公開が決まっている。目が回るような忙しい
日々であることは想像に難くないが、この忙しさもまた彼女に中で「行ける」というサ
インが出ているということ?
「ここ數週間はすごくよく働いてます(笑)。でも、ちょこちょこ連休もあったり。自
分の中では仕事をしている時間とそうじゃない時間が同じくらいあるといいな、と思っ
てます。仕事している自分が息を吐き出して、休んでいる自分は息を吸い込んで…それ
が片方だけに偏っちゃうとダメですね。そのバランスをどうにかうまくやっていきたい
と思います」。
最後に、もう一度『おとうと』について尋ねると、自身の「家族」についてこんな話を
してくれた。
「うちの兄は、私が出ている映畫をほとんど観ない人なんですが、珍しく映畫館に行っ
て、大號泣したそうです。いつかまた、兄が観てくれるような作品に出たいって思いま
したね(笑)」。
(Hair&Make:Eri Akamatsu<esper.>/stylist:Junko Okamoto,Kana Iwatani/
photo:Yoshio Kumagai)
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愛は、どこまで貫けるのか
人は、どこまで許されるのか──。
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