宇多田 三島文学を歌う
歌手宇多田ヒカル(22)が1年5カ月ぶりとなる新曲「Be My Last」を9
月に発売することが6日、発表された。この曲は俳優妻夫木聡と竹内結子が出演する映画
「春の雪」(10月公開)の主題歌として決定。映画の原作は三島由紀夫の同名小説で、
三島を愛読する宇多田に映画プロデューサーからオファーがあり、宇多田が「どうしても
やりたい」と答え、実現した。
宇多田が1年5カ月ぶりに選んだテーマは三島由紀夫だった。
映画プロデューサーから宇多田サイドに主題歌のオファーがあったのは4月下旬。宇多
田は三島文学に魅せられ、「春の雪」を自分なりに表現することに大きな興味を持ち、「
どうしてもやりたい」と快諾。主題歌「Be My Last」を書き下ろした。映画公
開に先立って、9月28日にシングルリリースされる。
「春の雪」の舞台は大正時代。貴族社会にある因習にほんろうされつつ、互いに激しく
求め合いながらも引き裂かれる侯爵家の嫡子と、伯爵家の令嬢の純愛を描いた。嫡子を妻
夫木聡、令嬢を中村獅童との結婚で一層注目された竹内結子が演じる。
メガホンを取るのは行定勲監督。2人のキャスティングも同監督の強い希望があって実
現した。
同監督は「Be My Last」を聞き、「少年の理解しようのないいら立ちとつか
み取ることのできない理想を描いた映画に、呼応するかのように宇多田ヒカルの音楽の世
界は果てしなく広がりを持っていて、心が打ち震えました」と感想を述べた。
「三島」をどのように表現するのか、宇多田の新曲に注目が集まるのは必至だ。
http://www.daily.co.jp/gossip/2005/07/07/179099.shtml
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