[新聞] シス・カンパニー「寿歌」 震災に呼び出された神話・寓話劇

看板TodaErika (戸田恵梨香)作者 ( )時間13年前 (2012/01/17 10:38), 編輯推噓5(502)
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シス・カンパニー「寿歌」 震災に呼び出された神話・寓話劇 劇作家の北村想が1979年に書いた「寿歌(ほぎうた)」は、核戦争で世界が廃虚と化し た後の人類の終末を描いた神話的・寓話(ぐうわ)的戯曲。シス・カンパニーによる今 回の「寿歌」の舞台は、当初の上演意図から離れ、東日本大震災の衝撃を受けた状況に よって亡霊のように呼び出されたかのようだ。演出は千葉哲也。  核ミサイルが花火のように飛び交う関西の町。家財道具をリヤカーに積んで、旅芸人 のゲサク(堤真一)とキョウコ(戸田恵梨香)がやってくる。そこへ謎の男ヤスオ(橋 本じゅん)が現れ、3人一緒にガレキの荒野を旅する。  宮城県石巻市出身の作家、辺見庸は、「3・11」の破局を「神話的破壊」と形容した 。「寿歌」に描かれる世界も、「神話的破壊」としか言いようのない想像を絶する光景 だが、人類滅亡の重いテーマを、上方漫才風に軽く受け流すコントラストが奇妙で面白 い。イエスをもじったような名前のヤスオが、聖書に描かれたイエスの奇跡や言行を見 せ、一種の寓話劇でもある。死者の霊のような蛍が、核爆発の閃光(せんこう)と見ま がうように光り、それがキョウコの子宮に入って身ごもるという宇宙神話的なスケール も持つ。  俳優3人が関西出身だけに関西弁に弾みがある。リアルな演技の裏に、何か不可視な ものが隠れている微妙なニュアンスがにじむと上出来だ。廃虚とは、無機化し色を失っ ているものと思ったが、「美術館の絵のように」という演出家の意向に沿ってか、色鮮 やかで衣装もきれいだ。その明るさは、悲惨な死の中でも、人間の生をあくまで肯定し ようとする強い意志の表明なのか。それにしても、この舞台が「おとぎ話」に見える日 がいつ来るのだろう。 (編集委員 河野孝) 2月2日まで、新国立劇場小劇場。 http://0rz.tw/nE7z4 有劇照 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 60.251.32.83

01/17 13:25, , 1F
推~
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01/17 13:53, , 2F
推推~~
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01/17 14:52, , 3F
推~
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01/18 14:54, , 4F
惠梨香在這劇中變的好吉普賽.....不習慣T T
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這傢伙太瘦了吧!!!!!
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01/20 00:14, , 6F
wowow!
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01/20 11:37, , 7F
wowow!
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文章代碼(AID): #1F5Dykq5 (TodaErika)
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