[新聞] 松たか子“人妻でよかった”映画初主演

看板TAKAKO (松隆子)作者iivy (Ivy)時間15年前 (2009/06/11 11:01)推噓4(4推 0噓 1→)

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松たか子“人妻でよかった”映画初主演女優、松たか子（３２）の主演で太宰治の短編小説を映画化した「ヴィヨンの妻」（根岸吉太郎監督、１０月１０日公開）の製作報告会見が、青森・五所川原市にある太宰の生家・斜陽館で行われた。一昨年１２月にギタリスト、佐橋佳幸（４７）と結婚した松は、銀幕で初の人妻役に挑戦。「役にも影響したと思う」と、私生活での人妻経験を生かした熱演に自信を見せた。「具体的に何がとは言えないけど、（結婚は）演技に何かしら作用したんじゃないかな」　桃色と黒を交互に配した市松模様の落ち着きのある着物姿で現れた松は、そう言って恥ずかしそうに照れ笑いした。　映画は終戦直後の日本を舞台に、金、酒、女にだらしない放蕩（とう）の小説家・大谷（浅野忠信＝３５）と、懸命に支える妻・佐知（松）の夫婦愛を描いた物語。　長編映画初主演となる松は、夫に振り回されながらも、強く明るく生きる“ 昭和の女”を熱演。何があっても夫を信じ、あるがままを受け入れる佐知を演じた松の表情、仕草には、陰陽を織り交ぜた深みがあり、結婚の経験が生きたようだ。　相手が放蕩夫だけに、さすがに私生活と重なる要素はなかったが、役には共感したようで「大谷には放っておけない魅力がある。私も母性本能が目覚める瞬間があるし、こういう男性がいたら佐知と同じようにしちゃうかも」と笑みがこぼれた。　この日の会見は、太宰の生家・斜陽館で行われた。衆院議員で大地主だった太宰の父が１９０７（明治４０）年に建てた６８０坪の豪邸。初めて訪れた松は「すごい役をやっちゃったんだな」と感慨深げだ。太宰をモチーフにしたされる大谷役の浅野も「まるで自分がここで生まれ育ったかのような不思議な感覚になりました」としみじみ。　今年は４８（昭和２３）年に亡くなった太宰の生誕１００年となるメモリアルイヤー。２人は改めて気を引き締め、大ヒットを天国の太宰に誓った。圖:http://www.sanspo.com/geino/images/090611/gnj0906110505003-p1.jpg

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http://www.sanspo.com/geino/news/090611/gnj0906110505003-n1.htm ------------------------------------------------------------------------- 松たか子、浅野忠信が太宰の薫り届ける…映画「ヴィヨンの妻」太宰治の短編を題材にした映画「ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～」（根岸吉太郎監督・９月１７日公開）に出演した女優・松たか子（３２）と俳優・浅野忠信（３５）がこのほど、青森・五所川原市の斜陽館で製作報告会見を行った。同所は太宰が１００年前に生を受けた家で、現在は記念館となっている。ゆかりの場所を訪れた松は「やらせてもらって良かったなと本心で思える。興味がある人に見てもらえれば…」と感想を語った。　太宰治の“薫り”が漂う場所を訪れて、松たか子、浅野忠信も気持ちを新たにした。五所川原市にある「斜陽館」で行われた製作報告会見。入り母屋造りのしゃれたお屋敷に２人は感嘆の声を上げた。　「この空間に生活していたんだと、想像しきれないくらいの立派なおうち」と松が言えば、浅野も「このような所で小説を書いていたと思うと、新たな物作りに対する意欲が生まれてくる」と興奮気味に語った。　今年は太宰の生誕１００年の節目。同名の短編小説に様々な太宰作品のエッセンスを織り交ぜて映画「ヴィヨンの妻」は誕生した。戦後の混乱期、大酒を飲み、浮気を繰り返す小説家・大谷と、大谷に翻弄（ろう）されながら、献身的に、かつ、したたかに支え続けた妻・佐知の物語。昨秋、撮影は終了。根岸吉太郎監督（５８）は「ボク以外の人は作れないと思っていた。生誕１５０年、２００年のときも映画を作る人がいると思うが、何度作っても負けない映画になった」と胸を張った。　根岸監督がこだわったのは昭和の“薫り”。「２人の醸し出す昭和の薫りはほかの俳優には作り出せない。２人の芝居を見ていて、気がつかなかった深い魂を感じることができた」と絶賛。「太宰には死に向かうイメージが強いが、生きることに夫婦で一生懸命に取り組んだ、生きていく上での闘い、軌跡を取り込んだつもり」と話した。　長編映画初主演となる松は「やればやるほど不思議なお話。とても面白い撮影でした」と振り返り、演じた佐知という人物に「大谷夫妻は子供もいるけれど、男女の感覚を失わなかった。妻だけど女、パワフルでめいっぱいに生きている魅力的な女性でした」と笑顔。自身も一昨年末にギタリスト・佐橋佳幸（４７）と結婚。映画では初の人妻役に「影響？　全くないことはないでしょう。具体的には何かは分かりませんが、何かが作用していたと思う」とプライベートの充実ぶりがスクリーンに表れていると話した。圖:http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20090610-190691-1-N.jpg