[連載] [サザンの軌跡と奇跡](18)「また …
連載[サザンの軌跡と奇跡](18)「また帰ってきます」復活待ち続けてたい
突然のニュースにファンのみならず、日本中に衝撃が走った。2008年5月19
日。デビュー30周年の節目の年に、サザンは、09年以降の無期限活動休止を発表
した。
テレビ、新聞、雑誌など各メディアで大々的に取り上げられ、社会現象にまでなっ
た。桑田佳祐は想像を超える反響の大きさに戸惑いもあったようだが、逆に、サザン
に対するファンの熱い思いを再認識した。
今年に入ってメンバー間で具体的な話し合いが行われた。「これからもずっとサザ
ンを見たい」というファンの気持ちを理解した上での、この時期の発表。30年間を
駆け抜けてきた桑田なりに、悩み、考え抜いた末の結論なのだろう。
「ビクター」の高垣健氏(59)は言う。「一つのけじめとして『休止宣言』をし
ましたけど、振り返ればサザンとソロを繰り返している。ファンの皆さんも悲観的に
考えないでほしい。気が付いた時に戻ってくるくらいに、明るく気楽に待っていてほ
しいですよね」
78年6月25日のデビュー曲「勝手にシンドバッド」、珠玉のバラード「いとし
のエリー」「チャコの海岸物語」「真夏の果実」、20世紀を締めくくった「TSU
NAMI」、そして最新曲「I AM YOUR SINGER」。変わりゆく時代
の中で、サザンはデビューから日本の音楽シーンの一線で活躍し、ファンの心を離さ
なかった。
「ビクター」でディレクターを務めた飯田久彦氏(66)=現エイベックス・エン
タテインメント取締役=は「あの演奏をずっと見ていたい。サザンに続くようなバン
ドは現れないだろうね」。「ニッポン放送」で「桑田佳祐のオールナイトニッポン」
の担当ディレクターだった森谷和郎氏(55)=現ニッポン放送取締役=も「彼らの
存在感はすごい。桑田君は味もあるし、パフォーマンスは実に素晴らしいよね」と舌
を巻く。
16日から開幕した「真夏の大感謝祭 30周年記念LIVE」(17、23、2
4日)で、桑田は7万人の観衆を前に「自信を持って新作を作れるようになったら、
また帰ってきます」と約束。再びサザンとして戻ってくることを宣言した。来年以降
はバンドとしての充電期間に入るが、いつ、どんな形で復活するのだろうか。その時
までゆっくり待ちたい。=おわり=
(2008年8月18日12時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080818-OHT1T00130.htm
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 218.172.85.214
SAS 近期熱門文章
7
13
PTT偶像團體區 即時熱門文章