【Interview】アルバム制作中の倉木麻衣を直撃

看板MaiKuraki (渡月橋)作者 (矇面加菲獅)時間5年前 (2019/06/01 22:52), 編輯推噓0(000)
留言0則, 0人參與, 最新討論串1/1
【インタビュー】倉木麻衣、アルバム制作中の倉木麻衣を直撃 20周年プロジェクトに かける思いをたっぷり 2019.6.1 12:00 https://img.barks.jp/image/review/1000167568/news_photo01.jpg
ついに始まった、倉木麻衣の20周年プロジェクト。まずは3月20日にダブルA面シングル 「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」をリ リース、続いて4月末から5月にかけて、ビルボードクラシックスとタッグを組んだ新し いシンフォニー・コンサートを東京と兵庫で開催。さらに7月末の海外公演を経て、8月 14日には待望のニュー・アルバムをリリース、そして全国15本に及ぶライブ・ツアー。 ノンストップで駆け抜ける怒涛のスケジュールの真っただ中、BARKSはアルバム制作中 の倉木麻衣を直撃し、20周年プロジェクトにかける思いをたっぷりと語ってもらった。 ■歌い方が少し変わってきましたが原点というものは忘れない ■「Love,Day After Tomorrow」のイントロが流れてくると16歳の気持ちに ──20周年の第一弾リリースは、お馴染み『名探偵コナン』とのコラボレーションでし たね。1月に放送されたスペシャルTV番組の、オープニング・テーマと主題歌の2曲。 倉木麻衣(以下、倉木):一つが「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃい られない」という、今までで一番長いタイトルの曲です(笑)。全部書くのが大変で、フ ァンの方には「きみ恋 いつ夢」で覚えていただいているようです。今回の『名探偵コ ナン 紅の修学旅行(鮮紅編・恋紅編)』は京都の清水寺が舞台になっていて、新一くん と蘭ちゃんの恋愛模様の進展がテーマになっています。お互いが告白して、愛を育てて 、二人だけの世界がずっと続いていけばいいなという、ロマンチックなストーリーなん です。その世界を表現するのに“月”をテーマにしようと思っていて、夜に誰かを思う 切ない気持ちや、二人だけのロマンチックな世界観を表現したくて、歌詞に“Eternal Moon”という言葉が出てくるんですけど、最初はそれをタイトルにしようと思ったんで すね。でも一番伝えたいメッセージはサビの部分なので、そこを丸ごと取って、長いタ イトルにさせていただきました(笑)。 ──逆にキャッチーですよ。インパクトがすごい。 倉木:楽曲的には、また新しい感じの和と洋とが溶け合ったすごくメロディアスな曲調 で、ボーカリストとしては難しい旋律です。三連音符が何度も出てくるので、歌のコン トロールが大変なんですが、20周年を機に新しい楽曲をお伝えして、『名探偵コナン』 の世界観もどんどん進化していることもお伝えできたらと思い作りました。ジャケット もすごくこだわって、月の世界を表現するために月の中に横たわっているようなシチュ エーションをテーマにしています(*初回限定盤A)。実は大量のスモークで、“ゲホゲ ホ”言いながら撮ったんですけど(笑)。 https://img.barks.jp/image/review/1000167568/news_photo02.jpg
▲「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」【 初回限定盤A (CD+DVD)】V https://img.barks.jp/image/review/1000167568/news_photo03.jpg
▲「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」【 初回限定盤B (CD+DVD)】 https://img.barks.jp/image/review/1000167568/news_photo04.jpg
▲「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」【 名探偵コナン盤 (CD+DVD)】 https://img.barks.jp/image/review/1000167568/news_photo05.jpg
▲「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」【 通常盤 (CD)】 ──あはは。それは言わない方がいいかも。 倉木:合成に見えるんですけど、実は体を張って撮影しています(笑)。楽曲が出来上が って、詞を乗せてトータルで聴いた時に、スタッフさんから「ウェディングソングとし てもぴったりなんじゃないか」というお話をいただいて、衣装もウェディングをイメー ジするようなものにしました。イベント(1月20日/ゲートシティ大崎アトリウム)でも、 そういう衣装で歌わせていただきましたね。一人ウェディングという、自虐的なシチュ エーションでしたけれども(笑)。 ──そんなことないです(笑)。あの時はコナンくんがエスコートしてくれました。 倉木:もう1曲の「薔薇色の人生」という曲は、2018年はいろんなスタイルで自分の音 楽を届けさせていただいて、みなさんと笑顔を繋いでこられたので、2019年も素晴らし い1年になりますようにという願いを込めて「薔薇色の人生」というすごく明るいタイ トルをつけさせていただきました。“薔薇色の人生”という言葉からイメージすると、 とても豪華で華やかな感じがしますけど、その後ろには葛藤や悩みや、いろんな環境で 戦っている姿があって、いろんなシチュエーションで夢をつかむために頑張っている方 に、力強いメッセージを届けたいというイメージで書かせていただきました。アップテ ンポの楽曲なので、みんなと一緒に口ずさんでライブでも一緒に共有して、前向きな気 持ちでそれぞれの人生が明るく薔薇色な幸せなものになりますように、ということです ね。 ──20周年にふさわしい2曲だと思います。 倉木:リリース・イベントで披露させていただいた時も、みなさん予習してくださって 、ライブ会場のように乗って歌ってくださって。これからツアーで歌うのがすごく楽し みな楽曲ですね。 ──『名探偵コナン』と言えば。1月のスペシャル番組で、声優をやられましたよね。 倉木:そうなんです! お話をいただいた時に、「え、声優ですか? できるかな」っ て思ったんですけども。『名探偵コナン』は最初から漫画を買って読んでいたくらい大 好きな作品なので、「いつか」とは思っていました。このタイミングで貴重な機会をい ただけて、演劇部だった頃を思い出して、「あえいうえおあお」とか発声から始めて( 笑)。いっぱい練習して、当日スタジオに行ったんですけど、歌う時とは違って目の前 にモニターがあるんですね。まだラフな段階のアニメーションを流して、それに合わせ て録っていくんですけど、タイミングを合わせるのがすごく大変なんです。しかもセリ フの速さや声のトーンによって全く違って聞こえたり、普段の声よりも180%ぐらいで やらないとちゃんと聞こえないんです。声優さんってすごいなと思いましたね。 ──ああー。同じ録音でも全然違う。 倉木:セリフもけっこうたくさんあって、普段言わないような言葉もあったのでけっこ う大変でした。“キュンキュンしちゃうよ”ってセリフがあったんですけど、普段言わ ないなーと思いつつ(笑)。キャスパー(*以前に飼っていた愛犬)を散歩させた時の、か わいらしい表情を思い出したりしながら、録っていきました。宝物のような経験になっ たと思います。いろんなイベントで直接感想をいただくこともあったのですが、テレビ の前で正座して見てくださって、ちゃんとしゃべれるのかって心配してくださったりと か(笑)。倉木麻衣の役というそのままのシチュエーションだったんですけど、アニメの 中の倉木麻衣というのはまた少し違って難しかったんですけど、ナチュラルで良かった という声もたくさんいただいて嬉しかったです。また機会があれば、ぜひチャレンジし たいです。 ──これを読んでいるアニメ業界の方はぜひ倉木麻衣に連絡を。 倉木:よろしくお願いします(笑)。 ──そして、20年といえば成人式ですね。いわば倉木麻衣のアーティスト成人式。 倉木:振り返ると、あっという間でした。1年1年、全力で取り組んできたからだと思い ます。 ──歌手として、大人になったなという実感は? 倉木:それは、あんまり感じたことはないですね。実感がないです。いろんな楽曲にト ライさせていただいているので、それが大きいかもしれないですね。もっとうまく歌え るだろうとか、常に考えてしまうので。 ──たとえばデビュー曲の「Love,Day After Tomorrow」は20年歌い続けて、歌う時の 気持ちが変わるとかは? 倉木:やっぱり10代、20代、30代と、いろんな経験をさせていただいて、いろんなライ ブで出会うファンの方の思いが入ってくるので、歌い方が少し変わっていると思います 。これからまた、変わっていくかもしれないですね。でもやっぱり、原点というものは 忘れない気持ちはあります。「Love,Day After Tomorrow」のイントロが流れてくると 、16歳の気持ちになりますね。音楽って不思議ですね。その時の思い出を蘇えらせてく れたりとか、その時の匂いを覚えていたりとか、しませんか? ──ありますね。その曲を聴いた時の思い出として。 倉木:五感と一緒に覚えていたりするので。ライブをしていて、そういうものが脳裏に 浮かぶことはありますね。 ■答えがない中で答えを求めてきた感じ ■やり続けないと見えてこないのかなと思ったりします ──そして20周年記念アルバムが、8月14日のリリースを目指して現在制作中というこ とで。 倉木:タイトルが決まって、『Let’s GOAL!~薔薇色の人生~』になりました。 ──とてもポジティブな、前向きなタイトル。 倉木:アルバムを聴いた時に、全体を通して、みなさんがそれぞれ夢を持って、その最 終目標(ゴール)を目指していくという気持ちに寄り添えるようなアルバムにしたいとい う思いと、全国LIVEは15か所なので、最後までみんなで完走していこうねという思いも 込めて。社会貢献活動も、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目 標)という、2030年までに達成する国連が決めた目標があって、そのことをお伝えした いと思っています。また、いろんな環境の中でなかなかゴールにたどり着けない環境に いらっしゃる方もいると思うので、そういう方たちには小さいことでもいいから何かし らの目標を持って、それを叶えていけたらいいよね、というテーマもあります。 ──今のところ、アップテンポが多いとか、バラードが多いとか、何か傾向はありそう ? 倉木:いろんなスタイルをお届けしたいということをテーマにしているので、幅広くバ ラードも、ミディアムも、アップテンポも、というアルバムを目指して作っていますけ れども、もしかしたら変わるかもしれないのでまだわからないです(笑)。 ──20年間のいいとこ取りアルバム、期待してます。でも倉木さんの歌は本当にそうで 、さかのぼって聴くと、この20年間は音楽の幅を広げる時間だったという感じがします ね。時代の変化もありましたし。 倉木:答えがないんですよね。その中で答えを求めてきた感じです。走り続けてきて、 やってみて、振り返って、なんとなくこうかな?というものはわかるんですけども。そ れが果たして答えなのかどうかは、やり続けないと見えてこないのかな?と思ったりし ます。アルバム制作も、1曲1曲にこれだ!というゴールを目指して作っていこうと思う んですけど、そのジャッジというものは、やっぱりその時の自分のフィーリングだった りするので。ずっと模索していますね、常に。 ──デビューの頃はバラードとミディアムのイメージだったのが「Stand Up」ぐらいか らアップテンポになったりとか。 倉木:そうですね。R&Bからロックに変わって、そこからまたポップ・チューンに変わ って、どんどん進化して。 ──近年では「Wake me up」で、EDMにトライしたりとか。 倉木:音楽っていろんなジャンルで自由じゃないですか。倉木麻衣の楽曲も自由であり たいなという気持ちで、制限のないものを求めていきたいと思っています。ボーカルの 制限は、あると思うんですよ。歌唱の仕方とか、自分はこれしか歌えないとか壁にぶち 当たる時もあるんですけど、それをブレイクするためにやってみることで新たな自分を 発見して、みなさんの気持ちにフィックスしていただければ何かの起爆剤になるのかな ?と思うので。「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない」も新 しい作曲家の方にお願いをしていて。アルバムもいろんな作曲家さんに参加していただ いていますし、やり切ったぞ!と言えるように全力でアルバムを作っていきたいと思う ので、楽しみに待っていただけたら嬉しいです。 ──4月には新しい形でのシンフォニック・コンサート。そして8月からツアーですか。 倉木:その前に、7月から8月にかけて、中国と台湾に行きます。今回の新曲のリリース ・イベントにも、中国から来てくださった方がいて、ぜひ来てくださいという思いを感 じたので、その思いを叶えてあげられたらと思って、スケジュールを決めさせていただ きました。中国と台湾は毎回すごく盛り上がるので、中国語で歌う楽曲も含めて、出来 る限りたくさんの楽曲をお届けしたいと思います。日本からも来てくださる方がいるん ですよ。そして中国の方と友達になって、日本に遊びに来るとか交流が生まれているの がすごく嬉しいです。 ──そして8月からはいよいよ20周年、15本の全国LIVE PROJECT。これだけ大規模なツ アーは久しぶりじゃないですか。 倉木:15周年の時以来ですね。どうなるかわからないですけど、みんなそれぞれ年齢が 上がっているので(笑)。 ──倉木さんが全力で来るなら、こちらも全力で行きますよ(笑)。 倉木:年齢のせいにしちゃいけないですね(笑)。でも一公演一公演、終わったら立ち上 がれないぐらい頑張っていきたいと思っていますので。そのぐらい、前向きな気持ちで 伝えたいと思います。みなさんも全力で応援してくださるので、気を抜けないんですよ ね。 ──セットリストは、新旧織り交ぜて? 倉木:振り返ることもちゃんとやりながら、新しい曲を発信していく、いろんなものを ミックスした充実したライブを目指して今考えているところです。アルバムの楽曲プラ ス、今までたくさんリリースしてきた楽曲をお届けするライブを考えていて、今までと はまた変わった形で楽器とのコラボレーションだったり、いろんな幅広い感じでお見せ していこうと思っています。お楽しみに、という感じです。 ──倉木麻衣のライブと言えば、歌う、踊るだけじゃなく、セットや衣装も大きな見ど ころなんで。 倉木:衣装の早着替えも、いろいろ考案しましたね。すぐ着替えられるように、ジッパ ーを工夫したりとか。ハプニングもありましたけど、そういうことも落ち着いて楽しめ るようになってきたのはあります。昔は焦って手が震えていましたけど、今はスタッフ さんと連携して、「今日も余裕だったね」みたいな話をしたり。とは言いつつ、大丈夫 かな?っていつも思います。でもそういうことも、楽しんでいただきたいですね。バン ド・メンバーさんもハプニングを楽しむタイプなので、そういうところもライブの楽し さだと思います。 ──ずっと見ていると、ファン層もかなり広がりましたし。 倉木:そうなんです。赤ちゃんだった子が小学生になったり、高校生だった子が母親に なったり。そう考えると、20年ってすごいなと思います。 ──みなさんと共に歩む倉木麻衣。 倉木:20周年で、また新たなことにチャレンジする倉木麻衣を、ぜひ見てほしいですね 。 取材・文●宮本英夫 https://www.barks.jp/news/?id=1000167568 -- 携帯の待ち受けには 笑顔のMai-Kがいる -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 123.194.79.177 ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MaiKuraki/M.1559400730.A.EE8.html
文章代碼(AID): #1Syf4Qxe (MaiKuraki)
文章代碼(AID): #1Syf4Qxe (MaiKuraki)