BREAKERZ、倉木麻衣を迎えた<10番勝負>第七夜
【レポート】BREAKERZ、倉木麻衣を迎えた<10番勝負>第七夜に「B M K」
2017-04-10 13:58:03
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BREAKERZが4月8日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-
>の7thバトルとなる倉木麻衣とのツーマンライブを開催した。<BREAKERZ 10周年10番
勝負 -VS->は2017年7月にデビュー10周年を迎えるBREAKERZが全10公演、1公演ごとに
それぞれ違うアーティストを迎えて行われる対バンイベントライブだ。“10番勝負”と
いう名の下に、BREAKERZがリスペクトしているアーティストと熱いバトルを交わしてい
る。
1stバトルは1月21日にZepp NambaへGRANRODEOを迎え、2ndバトルは2月4日のZepp Tokyo
にSKY-HIを迎えて開催。3rdバトルは2月18日のZepp Nambaにシド、4thバトルは3月5日
にZepp NagyaへMY FIRST STORY、5thバトルは3月20日にZepp DiverCity Tokyoへ
Trignal、6thバトルはZepp Nagoyaに超特急を迎えて行われた<10周年10番勝負 -VS->
だが、7thバトルは唯一の女性アーティストとの対バンとなる。同じレーベルの先輩で
ある倉木麻衣とは意外にもライブ共演は初。またこの日はDAIGOの39回目の誕生日とい
うこともあり、ラストのアンコールセッションの際にはまさかのサプライズ演出が用意
されるなど、これまでの公演とはまた違った盛り上がりをみせる一夜となった。春夜の
宴で六本木に感動の嵐舞う同公演をレポートしたい。
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ちょうど当日から1週間前に桜が満開を迎え、東京にもようやく春が訪れた。前述のと
おり、今宵の対戦相手は本イベント唯一の女性アーティストであり、これまで一度も共
演がなかった倉木麻衣ということで、開演前から場内が大きな期待と興奮に包まれてい
た。過去6戦は女性比率が断トツに多かったが、今回は倉木がゲストということもあっ
て男性ファンも多い。これまでとは異なる雰囲気のなかで、ついにそのステージが幕を
開ける。
開演時刻の17時。本イベントのシンボルともいえる“うぃっしゅポーズ”をキメたスカ
ルのMC映像で華々しくライヴがスタートすると、ステージは赤コーナーの倉木麻衣から
。2月15日に5年ぶりのオリジナルアルバム『Smile』をリリースした倉木は、音楽活動
と並行して復興支援やカンボジアでの寺子屋活動支援をはじめとした社会活動にも積極
的に取り組んでいる。様々な経験が色濃く反映された『Smile』は、アーティストのみ
ならず、1人の人間としての器を広げた彼女のアイデンティティーを強く感じることの
できる充実の内容になった。新作を掲げての全国ツアー<Mai Kuraki Live Project
2017“SAWAGE☆LIVE”>の模様は先頃レポートした通りだが、この夜はその余韻が冷め
ていないようで。オープニングからパワー全開だ。
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オープニングナンバーは、「自分史上最もハードなロックナンバー」と自ら語る『
Smile』収録曲「Make that change」であり、勢いのある歌詞に背中が押される最強ポ
ジティブソングだ。拳を力強く振りかざしながら、凛々しくタフな歌声を響かせる倉木
のステージは、バンドとダンサーを従えたパフォーマンスも見どころ。実際よりもずっ
と大きく感じさせるステージ上での存在感は半端ない。2曲目は1980年代のアメリカン
ロックテイスト溢れる「Stand Up」、始まりの季節にぴったりの爽快チューンだ。デビ
ュー曲「Love, Day After Tomorrow」では“L・O・V・E”のハンドサインで客席との一
体感を増し、名曲「Secret of my heart」へ。繊細ながら芯のある胸に迫りくるような
歌声が会場全体を包み込む。
「なんと、<10番勝負>にガールズとしては初ということでとても緊張していますが、
熱く、負けないように、皆さんと楽しい時間を作っていきたいと思いますので、引き続
きよろしくお願いします」──倉木麻衣
そう笑顔で話した倉木は新曲「渡月橋 ~君 想ふ~」をリリースに先駆けて披露。同曲
はシリーズ21作目となる劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』主題歌
として書き下ろされたもので、彼女が『名探偵コナン』の主題歌を担当するのは史上最
多の21作目。互いに多くの人々に長く愛され続けてきた証ともいえる。客席に紅色のサ
イリウムが灯った同曲は文学的な匂い、和と奥ゆかしさが混在したミディアムバラード
。場内はその歌声に聴き入った。
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後半はスタイリッシュなグルーヴサウンドに、言葉数多めの歌詞を畳み掛ける「
YESTERDAY LOVE」をドロップ。エモーショナルなギターソロや、ダンサーのキレキレな
パフォーマンスもステージに華を添えていく。続く「一秒ごとに Love for you」では
“オーエーオー”という親しみやすいコール&レスポンスでフロアを席巻。さらに「
Feel fine!」で一気にオーディエンスの熱を上昇させていった。
「明日もまた皆さんが元気に頑張れますようにという願いを込めて作った応援ソングで
す。心を込めて歌いたいと思います!」とラストは鉄板曲「always」へ。これまで多く
のオーディエンスに勇気や希望を届けてきたアンセムに呼応するかのごとく、シンガロ
ングが全方位へと広がる。エンディングではステージの端から端を何往復も全力疾走で
駆け回り、「素晴らしい時間をありがとう! みんな~もっともっと盛り上がれ~!」
とBREAKERZへエールを贈ってステージが終了した。
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いよいよ青コーナーのBREAKERZの登場だ。青い閃光が放たれたステージにお馴染みのSE
に乗ってSHINPEI、AKIHIDE、DAIGOの順にメンバーが姿を現した。オープニングはメロ
ディアスで煌びやかな王道ロックチューンから。その後、ヘドバン必至のヘヴィロック
や、ダンサーを交えてのポップなパーティーチューン、タオル回しが旋風を起こすライ
ブ定番曲など、キャッチーなメロディーながらアッパーなナンバーの数々が展開されて
いく。
MCでは、倉木が「楽屋入りしてから自分以上にずっとDAI語を連発してくれて嬉しかっ
た」という話や、「SHINPEIがBREAKERZ結成前に、倉木のアルバム曲のレコーディング
にギターで参加したことがある」という話。また、「倉木のステージを3人で見ていた
時に、いつもクールなAKIHIDEが「Love, Day After Tomorrow」の“L・O・V・E”のハ
ンドサインを一緒にやっていた」話などが語られたほか、その後のMCで「Feel fine!
」を1コーラス披露するなど倉木麻衣ファンを大いに喜ばせた。迎えたアンコールは男
女の声が交互にこだまし、その大声援を受けて、BREAKERZが倉木をエスコートしながら
一緒にステージに再登場した。
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「B M K=BREAKERZ・マジで・感動をありがとうございます!」──倉木麻衣
倉木麻衣からDAI語が飛び出し、会場にアットホームな空気が流れるなか、BREAKERZの
「Miss Mystery」を倉木麻衣とコラボレーション。ここでサプライズが。4月8日は
DAIGOの39回目のバースデーということで、倉木から「ハッピーバースデー」の歌が届
けられた。「最高のスタートを切ることができました!」とDAIGOも感激した様子だ。
ラストは10周年であり、初コラボであり、バースデーと、祝賀ムードを締めくくるのに
ふさわしい倉木麻衣の「SAWAGE☆LIFE」をコラボ披露。“Smile”と“Love”が咲き乱
れるスペシャルな一夜が終了した。
<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->も残すところあと3本。8thバトルは、4月14日に
Zepp Tokyoで、BREAKERZがリスペクトして止まないVAMPSを迎えて行われる。お楽しみ
に。
撮影◎達川範一(Being)/MASA
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