[ORICON STYLE] 倉木麻衣 special issue
大切な人への手紙のラストに添える言葉と、“これが現時点での私のベスト”のダブル
ミーニングのタイトルも印象深い今作。 「今までずっと応援して下さったファンの皆
さん、また周りでサポートして下さったスタッフの皆さんや友人、家族への感謝の気持
ちをたくさん込めました。このアルバムを通して10年分の“ありがとう”を伝えたいで
す」との本人の言葉とおり、これまでのシングル曲を中心に、全米・デビューした際の
楽曲やアルバム収録曲、カップリング曲や新曲が全32曲、CD2枚に収まっている。
気になる新曲は、「わたしの、しらない、わたし。」。日本人として初めてKOSE『エス
プリークプレシャス』イメージキャラクターに選ばれ、本人のクールビューティーさが
引き立つ映像を含め、気になっていたあの曲がいよいよ作品化される。
<アナタの力で私自身の知らない私を目覚めさせて>と、力強く歌われる、歌謡性溢れ
るメロディに乗せられたサビ頭から、拭っても拭いきれない魅惑の幻影に対しての女心
が歌われている同曲。「私自身の新しい挑戦という部分も含め、『わたしの、しらない
、わたし。』を見せていく作品になりました」とする倉木。声高に力強く歌わずとも、
キチンと伝える手法はいかにも彼女らしく、今まで以上に、女性っぽさや艶っぽさを感
じるところには、これからの彼女を感じる。
Mai-Kとして「Baby I Like」での全米デビュー、日本での「Love, Day After Tomorrow
」のデビューから数えて今年10周年の彼女。現在までに32枚のシングル、8枚のオリジ
ナルアルバムを発表し、シングルの作品の全てをオリコンランキングの10位以内に送り
込み、紅白歌合戦への3度の出演は、もはや国民的シンガーともいえるだろう。
そんな倉木のデビューした10年前といえば、世はまさにディーバ/歌姫ブーム。本格的
なR&Bのビートのうえ、黒人音楽に影響を受け歌い始めたシンガーたちが、伸びやかに
、力強く、己の歌を各々発しあっていた。多くの者が“本格的”を売りに、どこかトゥ
ーマッチにも響く自己主張だったのに対し、彼女のスタンスはあくまでも“私のこの歌
が届いていますか?”“私のこの気持ち、わかってもらえますか?”・・・。それが聴
き手に親しみやすさやシンパシ─を生み、ひいては今でも多くのファンを持ち、今もそ
の裾野を広げる要因となっている。
彼女のデビュー曲「Love,Day After Tomorrow」は、奇しくも<いつかは 夢が叶う>
との歌い出しから始まっている。そして、同曲のサビの部分では伸びやかに<迷わずに
進みたい どんな暗闇も>とのフレーズも飛び出す。あれから10年。まさにそれらを体
現するかのようにまい進してきた彼女。スタート当初の夢は今、どこまで叶ったのだろ
う?きっと、進むごとにもっと壮大で、新たな夢が芽生え、そこに向かって挑んできた
に違いない。そう、この『ALL MY BEST』は、それを立証している
(文:池田スカオ和宏)
http://www.oricon.co.jp/music/special/090909_02.html
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Can't forget your love Love, Day After Tomorrow 明日へ架ける橋
one for me Fairy tale~my last teenage wish~ 会いたくて...
One Life Revive わたしの、しらない、わたし。 chance for you
Growing of my heart You and Music and Dream 風のららら
Feel fine! All I want Time after time ~花舞う街で~
一秒ごとに Love for you secret roses 夢が咲く春 ベスト オブ ヒーロー
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 58.115.79.162
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