[新聞]「豊かさって何だろう」 MISIA さんがアフリカに通い続ける理由
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World)時間6小時前 (2025/08/29 01:11)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
https://www.asahi.com/articles/AST8L4F2ST8LUHBI001M.html
「豊かさって何だろう」 MISIA さんがアフリカに通い続ける理由
国民的歌手のMISIAさんは、長年にわたりアフリカの教育支援に関わってきた。過去に
はアフリカ開発会議(TICAD)の名誉大使も務めたMISIAさんに、支援のきっかけや、ア
フリカへの思いをたずねた。
──今年も7月下旬にアフリカのマダガスカルを訪れたそうですね。
今回で9カ国目のアフリカ訪問でした。マダガスカルは稲作が盛んで、お米が国民食
です。アジアにルーツを持つ人も多く暮らしています。日本との共通点も多い国だと感
じました。
現地の日本語学校で、特定技能制度の在留資格で、日本で農業に従事する予定の若者
たちと交流しました。私が日本でもシラスやイワシといった小魚を食べますよと伝える
と、日本語で必死にメモを取っていました。勤勉で少し恥ずかしがり屋な人柄も、どこ
か日本人に似ているなと思いました。
ゴスペルを通じて出会ったアフリカ
──マダガスカルといえば、豊かな自然や動植物のイメージが強いですが、そんな一
面もあるのですね。
資源が豊富な一方、アフリカの中でも最貧国の一つだそうです。学校に入っても、貧
しさから働かざるを得ず、農村地域では多くの子どもたちがドロップアウトしてしまい
ます。
読み書きや計算、衛生面の知識といった生きていくすべを学んでいないために、貧困
から抜け出せないという悪循環も目の当たりにしました。
──そもそもなぜアフリカに興味を持ったのですか。
出会いはゴスペルでした。幼い頃にテレビのCMでそのフレーズを聴き、興味を持った
んです。故郷の長崎県の対馬ではゴスペルのCDは見つけられませんでした。それで聞く
ようになったのが、同じ黒人音楽のソウルミュージック。のめり込みました。カラフル
な色使いのファッションなど、音楽以外も知れば知るほど魅力的でした。
転機になったU2・ボノさんの言葉
──支援活動を始めたきっかけは。
「We Are The World」や「Do They Know It's Christmas?」といったアフリカの飢餓
救済のためのチャリティー曲を通して、アフリカの貧困問題には子どもの頃から関心を
持っていました。
歌手になった後、貧困撲滅のキャンペーンなどに参加しましたが、それ以上に何をす
れば良いのかわかりませんでした。2007年に、アイルランドのロックバンド「U2」のボ
ノさんが提唱したアフリカでのエイズ対策の支援プロジェクトに参加し、ボノさんが参
加者に発した「アフリカに行ったことがないなら、行ってみればいい」という言葉がき
っかけになりました。
──背中を押されたのですね。
自分に向かって言われたように感じたんです。すぐにケニアに行き、価値観を大きく
揺さぶられました。現地の人たちは空き缶や瓶のふた、漁具の浮きといったあらゆるも
のを楽器にして演奏していたのですが、それが楽譜にはできないくらい高度な音楽だっ
たんです。
親のいない子どもたちを、周りの大人は「もう一回親を与えればいい」と生活が苦し
いのに養子などとして迎え入れていました。それを見て、「豊かさって何だろう」と思
ったんです。日本は経済が発展していても、幸福だと感じている人は少ないという調査
もあります。豊かさは経済の規模で決まるものではないのだと知りました。
アフリカには豊かな資源があり、日本も多くの物を輸入しています。なのに、なぜア
フリカには貧困が広がっているのだろうか。ますますわからないことが増えていきまし
た。ここから学び始めようと思い、アフリカを継続的に訪ねるようになりました。
「受けた教育はなくならなかった」
──以来、アフリカの子どもたちを特に教育面で支援されています。
教育で子どもたちが変わっていく姿を見てきました。貧しさから親に売られた後に教
育支援を受けたケニアの女の子が、「物はなくなることがあったけど、受けた教育はな
くならなかった」と言っていたんです。人を育てることが、国や未来を良くしていくこ
とにつながると実感した瞬間でした。
日本の子どもたちにも私が学んだことを伝え、本当の豊かさや幸せとは何かをみんな
で考え、共に生きていける世界を目指したい。それが活動の真ん中にずっとあります。
今月19日、アフリカをテーマにした2作目の絵本「ハートのレオナとエレナ」を出版
しました。アフリカでの体験をもとに私が物語を書きました。絵本を手にとってもらい
、未来を担う子どもたちにアフリカや世界のこと、学ぶことの大切さを知ってもらえた
らうれしいですね。
──環境保護や平和への取り組みもされています。
私は長崎出身ということもあり、学校の授業で原爆資料館に行ったり、祖父に戦争体
験を聞いたりする機会がありました。育った対馬は自然が豊かで、環境問題にも関心が
湧きました。
実は貧困も環境も紛争も、密接につながり合っています。紛争の背景にはエネルギー
や水、土地といった資源の奪い合いがあるし、アフリカのように自然に根ざした生活を
している人たちにとって、環境問題は経済に直結します。これを解決したければ、全て
のことを知っていかなければいけません。
歌詞に影響を与えたバファローの姿
──アフリカでの取り組みは、ご自身の音楽活動にも影響を与えていますか。
歌詞を書く上でも非常に影響を受けています。ケニアに行ったときに、バファローの
群れを見て、地元の人が「今はケニアにいるんだ」と言ったんです。どういう意味かと
尋ねると、バファローは水やえさを求めて隣の国へも移動するのだと教えてくれました
。そのとき、当たり前のことだけど、動物に国境やパスポートはないんだなって思った
んです。
アフリカの地図を見ると、まっすぐな国境線が多くあります。過去に他の国がアフリ
カを占領して、人為的に線を引いたためです。でもバファローや鳥に国境は関係ありま
せん。18年に発表した「AMAZING LIFE」という曲の「もしも翼が僕らにあれば 旅をし
て 世界は一つと気づくだろう」という歌詞は、そんな思いを込めて書きました。
──TICADでは過去に2回名誉大使を務められましたね。TICADの意義をどのように考
えていますか。
個人でできることと企業でできること、社会にできることと国にできることはそれぞ
れ違います。TICADはアフリカの開発などを議論する国際会議ですが、今やSDGs(持続
可能な開発目標)は様々な国や企業が一緒になって乗り越えなければならない課題です
。そういった課題に多くの人の関心が集まれば、TICADでもより良い議論がされるでし
ょう。ですので、TICADのことをより広く知ってもらいたいです。
ビジネスだって誰かのためになる
経済や開発と聞くと、「お金もうけは良くない」と考える人もいるかもしれませんが
、私はすべてのお金もうけが悪いとは思いません。「経済」という言葉は中国の「経世
済民」という四字熟語が語源で、世の中を治めて民を救うという意味があったそうです
。お米がほしい人のためにお米を売って、車に乗りたい人のためにタクシーがある。ビ
ジネスだって誰かのためになることをすれば、社会貢献になるはずです。
私は支援活動のゴールは世界平和だと思っています。少し大げさな表現ですけど、私
にとっての世界平和は、何からも脅かされることなくご飯を食べたり、歌ったりして、
安心して生きていられることなんです。TICADには世界平和への大きな力になるように
発展してほしいです。
──国際平和のために、日本からもできることはありますか。
アフリカに行くと、日本の技術や知恵がいろんなところで活躍していることに気づき
ます。たとえば、母子手帳に子どもの成長を記録して、その後に生かしていくという方
法は日本から伝わったものです。日本車もたくさん見かけます。日本が培ってきたシス
テムや技術を世界に伝えることでも国際貢献になると思います。
まずは一人ひとりにアフリカの素敵なところを知ってほしい。自分たちにはない良い
部分をお互いに探して、それを生かしていくことが、共に生きる上では大切です。
アフリカに教わった音楽の力
──世界では争いが絶えませんが、私たちは人種や宗教の対立を超え、共生できるで
しょうか。
共生できるか、ではなく、実は私たちはすでに共生しているんですよね。海も空も風
も、全部つながっていて、私たちはこの地球で暮らす地球人でしかありません。それに
気づくことが大事なのではないでしょうか。すでに共に生きているからこそ、いかに上
手に仲良く暮らしていくかを考えなければいけません。
私は歌手として、エンターテインメントが果たせる役割があると思っています。音楽
やスポーツには言葉の壁を越えて、お互いの心を共振させる力がある。それをアフリカ
から教わりました。
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