[新聞] MISIA が東大寺で.ENDRECHERI.、元ちとせ
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World)時間10月前 (2023/12/30 16:04)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
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MISIA が東大寺で.ENDRECHERI.、元ちとせ、NARITA THOMAS SIMPSONらとともに紡いだ
平和への願い
「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶讃 MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for
Inclusion 2023」が、10月7日(土)・8日(日)に開催。MISIAのほか、.ENDRECHERI.
、元ちとせ、NARITA THOMAS SIMPSONらが出演した。
東大寺初代別当(住職)、良弁(ろうべん)僧正の没後1250年に当たる今年、10月14日
(土)から16日(月)までの3日間、大仏殿の前庭で御遠忌法要が厳修される。その一
環の「慶讃奉納公演」として開催されたのが、「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶讃
MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」だ。
大仏殿前庭に設けられた野外特設会場には2日間計16,000人のオーディエンスが集まり
、MISIAをはじめ、スペシャルゲストして、.ENDRECHERI.、元ちとせ、NARITA THOMAS
SIMPSON、Little Black Dress(7日)、UA(8日)という錚々たる顔ぶれがそろった。
音楽やアート、食を通じて、互いのこと、社会のこと、世界のことを楽しく学び、混ざ
りあい、1人ひとりが、“インクルーシブとは何か”を体験し、体現することで、未来
へのチャリティにつなげるというコンセプトで今年誕生した「PEACEFUL PARK」。8月に
初開催となった河口湖に続いて、東大寺でスペシャルなゲストを招いて行われた同イベ
ントについて、今回は10月7日(土)の模様をレポートする。
「PEACEFUL PARK」の楽しみのひとつと言えば「食」。今回は奈良で活躍する3人のシェ
フとパティシエの共演による限定ディナーが登場した。地元の食材を活用した、奈良の
“美味しい”を詰め込んだスペシャルなお重が、東大寺の「本坊」という特別な空間で
提供された。
すっかり日が落ち、特設会場となっている前庭から見える夜の大仏殿の荘厳さに圧倒さ
れる。「PEACEFUL PARK」のメッセージを世界中の人々が思い思いのメロディで歌う映
像が流されるなか、コメントを寄せたのは地元奈良出身で、会場に設置された「生きて
るだけでまるもうけベル」のモニュメントにもなっている明石家さんま。東大寺のすぐ
近くの小学校に通っていたというエピソードなどを披露した。
MISIAが登場し、「心を込めて音楽を奉納させていただきます」というあいさつに続い
て1曲目に披露したのは「傷だらけの王者」。現在もフランスで熱戦が繰り広げられて
いる「ラグビー ワールドカップ 2023」のNHKテーマソングだ。今回は、Rockon
Social Clubから、成田昭次、寺岡呼人、青山英樹の3人がNARITA THOMAS SIMPSONとし
て参加。迫力の演奏と大仏殿が赤く染まるビジュアルに圧倒される。
そのまま2曲をパフォーマンスしたNARITA THOMAS SIMPSONに続いて、Little Black
Dressがステージに。「マロニエの花」など新曲2曲で盛り上げた。
レゲエのグルーヴが大仏殿に渦巻く「ワダツミの木」を披露したのは、元ちとせ。独特
の節回しによる歌唱が特別な場所と相まって、最高に心地よく響いた。曲終わりで登場
したMISIAも思わず「すてき」と感嘆の声を漏らす。「せっかく奄美大島からやってき
たので、MISIAさんと1曲一緒にやりたいと思います」と言って披露したのは「腰まで泥
まみれ」。
「花はどこへ行った」などで知られるピート・シーガーの反戦歌を日本のフォークシン
ガー中川五郎が訳詞したものだ。元ちとせは自身のアルバム『平和元年』に同曲を収録
しており、さらに言えば、MISIAは自身のライブで「花はどこへ行った」をカバーして
いる。このイベント、この場所で2人のシンガーが邂逅したからこそ実現したコラボレ
ーションだった。
「PEACEFUL PARK」のメッセージソング MISIA ver.をきらびやかなファンクでパフォー
マンスしたあと、「Higher Love」「希望のうた」と2曲続けた。
MCでは、コロナ禍の2020年7月に『音楽の日』(TBS系)で初めて東大寺で歌を奉納した
時のことを語った。披露したのは、「さよならも言わないままで」。心の傷をそっと癒
すような歌声とメロディが、オーディエンス1人ひとりにしっかりと届いていった。
「ここ東大寺は人々の安寧を願って建てられたそうです。今、インクルーシヴな世界の
実現ということが唱えられていますが、1200年以上も前からこの場所でそのことが祈ら
れてきたんだなって、先人の想いに驚かされ、学ばせていただいています」。
そして最後のゲストをMISIAが紹介した。「次のゲストは、ここ奈良の出身で、東大寺
でも歌を奉納されています。.ENDRECHERI.、堂本剛さんです」。
自分の命が始まった場所を歌った「街」、そして「あなたとアナタ」に続いて、「僕た
ちには愛がある。それぞれなのは当たり前。だからこそ愛は求めるのではなくて、与え
るものなんだ。愛っていうのは僕たちが真っ直ぐに生きていくことなんだ」という想い
を込めたという「LOVE VS LOVE」をMISIAとともに披露。歌い合うことで曲の世界観と
メッセージがより深く広がっていくのを感じられた。
.ENDRECHERI.を送り出したあとは、「アイノカタチ」「明日へ」と披露し、ラストは「
あなたにスマイル:)」。ゲストを全員ステージに呼び込んでフィナーレを迎えた。「
世の中がハッピーで安寧で平和でありますように!」。MISIAの願いが東大寺から届け
られた。
公演情報
「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶讃 MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for
Inclusion 2023」
2023年10月7日(土)・8日(日)東大寺 大仏殿前庭 野外特設会場
出演:MISIA
スペシャルゲスト:.ENDRECHERI.、元ちとせ、NARITA THOMAS SIMPSON、
Little Black Dress(7日)、UA(8日)
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