[新聞] 躍動する調布の車いすダンサー 歌手 MISIA さんの全国アリーナツアーに参加
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World)時間1年前 (2023/03/06 22:11)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
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躍動する調布の車いすダンサー 歌手 MISIA さんの全国アリーナツアーに参加
調布在住の車いすダンサー・かんばらけんたさんが現在、歌手・MISIA(ミーシャ)
さんの全国ツアーに帯同し、パフォーマンスを通じてライブを盛り上げている。
「先天性二分脊椎症」による下半身まひの障がいがあるかんばらさん。システムエン
ジニアとして働きながら車いすダンサーとしても活動し、舞台やテレビCMなどに出演す
る。車いすの上で逆立ちするなど、しなやかでアクロバティックなダンスが持ち味で、
東京2020パラリンピック開会式やNHK紅白歌合戦の「マツケンサンバII」でもダンスを
披露してきた。
かんばらさんは、MISIAさんのデビュー25周年記念・全国9都市アリーナツアーに昨年
12月から出演。平日は東京でエンジニアとして働き、週末は大阪や広島、福岡など地方
公演へ。忙しい日々だが、パフォーマンスで沸き起こる大きな歓声がモチベーションの
一つになっていると言う。
2月12日の仙台公演では、ライブ直前の前説も担当。マイクを持ったかんばらさんが
「昨日のライブ後にステージ裏でMISIAさんが『悲しい災害があった東北で、楽しいラ
イブになってうれしい』とおっしゃっていました。自分も阪神・淡路大震災で被災して
家に住めない経験をしましたが、パフォーマーもMISIAさんと同じ思いで盛り上げるの
で、皆さんも全力で楽しんでください」と伝えると、アリーナ中に大きな歓声が上がっ
たという。
「MISIAさんのステージで踊るのは、初めのうちはとても緊張した。でも、メンバーと
の一体感や観客の温かい拍手・歓声のおかげで、今はステージを心から楽しめるように
なった。ジェンダー平等や社会的マイノリティー、ウクライナ支援など、楽しいライブ
の根っこにあるMISIAさんの思いを伝えるためにも、ステージを支える一人として残り
の公演を頑張りたい」と意気込む。
東京2020パラリンピック閉会後は関連イベントがなくなったため、ダンスを披露する
機会が減った一方、多様性を尊重する社会への変化を受けて、CMなど広告の仕事は増え
た。私生活では2児の父として家事や子育てもする。「子育ては大変だが、大変さの9割
は皆さんと同じだと思う。先月は娘の幼稚園でダンスを披露した。仕事とダンス、家事
・育児のバランスをとりながら暮らすことが僕にとっては大切」とも。
今後の目標について、かんばらさんは「表現の幅を広げて、より美しく、そこにいる
だけで絵になるようなダンサーになりたい。新しいジャンルのダンスにも挑戦したい。
そして、これからも僕のダンスを見たことのない人の前で踊っていきたい」と話す。
MISIAさんのデビュー25周年記念・全国アリーナツアーは、追加となった東京(有明
アリーナ)が最終公演。開催は3月31日~4月2日の3日間。
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