[新聞] MISIA、河口湖にて<Candle Night Live
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World)時間2年前 (2022/08/09 05:31)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
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MISIA、河口湖にて<Candle Night Live>開催。愛と平和の灯に照らされた特別な夜
MISIAが、4/30(土)~5/4(水・祝)の期間中、山梨県・河口湖ステラシアターにて<
MISIA CANDLE NIGHT LIVE 2022 PEACE OF MIND>を開催した。到着したオフィシャルレ
ポートをお届けする。
<MISIA Candle Night Live>とは、東日本大震災をきっかけに2012年より断続的に開
催されているライヴシリーズで、”大切な人と、キャンドルに祈りを込めながら、大切
なことを見つめなおす”ということをテーマに開催。客席やステージにはたくさんのキ
ャンドルが設置され、ライヴの終盤に願いを込めながら一斉にキャンドルを吹き消すと
いう姿が印象的な構成となっている。
今回の公演では平和への願いや祈りが最大のテーマとして掲げられ、このテーマに賛同
した加藤登紀子、清水ミチコ、村治佳織、沖仁といった豪華ゲストが出演した。
夕闇が迫る中、キャンドルの炎はまだうっすらとしか見えない。ここ、河口湖ステラホ
ールは古代ローマ劇場をイメージして造られた野外大ホールで、吹き抜ける風や草のに
おいなど自然をダイレクトに感じられるのが特徴だ。
MISIAが登場し1曲目に披露したのは「Hello Love」。昨年12月にリリースしたオリジ
ナルアルバムのタイトルトラックだ。すでに多くのステージで披露されていることもあ
り、オーディエンスのノリにもグルーヴが染み込んでいるのがわかる。
2曲目、「あなたにスマイル:)」の中で伝えた言葉が印象的だった。「この「
Candle Night」は今から10年前、2012年にスタートしました。東日本大震災の後、振興
と復興への祈りを込め、そして私たちにとって大切なものを守っていこうという願いを
込めて始まりました。今日はみんなでキャンドルを灯して音楽に耳を傾けて、心を開い
て、大切なものが守られるように願いを込めましょう」この「Candle Night」は、彼女
が今みんなと確かめ合いたい感情やメッセージを共有する大切な場所であり、選曲もそ
うした想いに貫かれたものになっている。
「大切な人からもらったものを未来へつなぐ力が私たちにはあるのだと思います。大切
な人との思い出や言葉が木漏れ日のように自分を照らしてくれる、そんな気がします」
というMCに続いて披露されたのは「木洩陽の記憶」。
そしてキーボードのインプロに導かれて歌い出したのは「Higher Love」。総立ちにな
ったオーディエンスから自然とクラップが鳴らされ、ステージとフロアが一体となった
荘厳にして力が漲るようなグルーヴに背中を押される。
ここでMISIAがステージへ招き入れたのはフラメンコギタリストの沖仁。叙情的なギタ
ー演奏に合わせて珠玉のラヴソング2曲「恋は終わらないずっと」「逢いたくていま」
を続けて披露すると、「オルフェンズの涙」のイントロではこれぞフラメンコギターの
情熱的なフレーズで魅せる。未来の子供達へ希望と愛を伝えるメッセージが胸に染みる
。
そして沖仁のギタープレイに導かれて登場したのは加藤登紀子だ。ロシア語の歌謡曲と
して知られ、加藤登紀子がカバーして日本では有名になった「百万本のバラ」を披露し
た。ここで沖仁を送り出し、加藤登紀子がこの曲のエピソードと想いを語ってくれた。
「この「百万本のバラ」は今から30年前、当時はまだソ連だったバルト三国のラトビア
でちょっと寂しい子守唄としてできた歌だったんですね。でもラトビア語のままだとラ
ジオなんかで放送できなかったので、ヴォズネセンスキーという改革派の詩人の方が“
どんな愛も夢も諦めちゃいけない”という大きなストーリーにしてロシア語の歌にした
んです。そしてソ連からラトビアやウクライナはじめ多くの国々が独立していくときに
民衆の皆さんを勇気づける花束のような歌になりました。本当に戦争は起こってほしく
ないけど、何がどうなっても私たちはそこで必死になって生きている人たちを応援する
という気持ちを忘れないでいたいと思います」
ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった2月からMISIAがずっと歌い続けている歌
があると語った。それがピート・シーガーによる反戦歌「花はどこへいった」だ。様々
な訳詞が存在する中、MISIAは加藤が翻訳した歌詞で歌っていると言う。
「この歌の背景を知ると、コサックの子守唄を元に作られているんですよね。だからあ
の地域はずーっと紛争が身近にあるんだって気づかされるんです。加藤さんの訳詞の中
には〈いつになったら 人は気付くのでしょう〉という言葉が入っていて、ずっと悲し
みは繰り返されている。70年前に反戦歌として発表された歌ですけど、今こそ歌い継い
でいかなければいけない歌だなと思います」とMISIAが想いを語れば、加藤は自身が感
銘を受けたというピート・シーガーの言葉を紹介した。「アメリカというのは世界中に
故郷がある国なんだと。世界中の故郷を、自分たちの文化を生んだものとして大切にし
なきゃいけない。私たちは自分が掘り当てた井戸で喉を潤しているわけではない。ずっ
と昔の人が井戸を掘ってくれたんだろう。そして今自分の体を温めている火は自分が灯
した火ではない。ずっと前に灯してくれた火がここにある。だからフォークソングとい
うのは歌い継いでいくものなんだということを言った人なんです」
ステージには灯された無数のキャンドルの灯りがくっきりと目に映えるようになってい
る。和訳された歌詞による「花はどこへいった」を丁寧に歌う加藤とMISIA、そしてそ
の歌声に耳を傾けているオーディエンスの目には“戦争のない未来”がはっきりと映っ
ていたはずだ。まるで目の前で灯るキャンドルのように。割れんばかりの拍手で加藤登
紀子を送り出した後、MISIAはこう言った。
「キャンドルの灯りが消えても誰かから分けてもらえる。キャンドルの光は広がってい
く。そんなふうに私たちの願いがもっともっと広がっていけばいいなと思います」
世界の全ての人の毎日が明るく輝きますようにという祈りを込めた「One day, One
life」、続けて「Candle Of Life」で本編を終えた。
アンコールでバンドに続いて登場したのは、清水ミチコ。これまでも何度もステージや
ラジオなどでMISIAと共演してきたことは知られているが、今回は「おはなしゆびさん
」の歌詞を変えて5人の政治家のモノマネネタを披露してくれた。ネタ終わりにMISIA
が登場して、ここがステージで今がライヴ中であることを忘れるような2人の仲の良い
素のトークが繰り広げられる。と、ここでMISIAが「で、今日は矢野さん、ご一緒に歌
っていただけるんですか?」とフリを入れると、清水が「ちょっと呼び出しますね」と
天に向かって両手を広げる。すると瞬時に降臨。「ニューヨークから清水さんの体に到
着しました。矢野顕子です」
MISIAと清水ミチコで披露するのは矢野顕子の「音楽はおくりもの」。不思議な気分に
なるデュエットだが、なんだか得した気持ちにもなる。何より音楽っていろいろなもの
を超えていけるんだなと再認識した。
そしてなんと、平和の願いを込めて矢野顕子がMISIAのために書き下ろしたという未発
表の新曲「希望のうた」をここで披露した。ラストは「歌を歌おう」。全てを包み込む
ようなメロディにオーディエンスが掲げたキャンドルの灯りが左右に揺れる。圧巻の歌
声で最後を締めた。本日ゲストで登場した加藤登紀子、清水ミチコ、沖仁もステージに
揃って、キャンドルに愛と平和の願いを込め、皆で一斉に灯りを消した。
「全ての願いが叶いますように!」
“Peace of Mind”と副題のついた今回の「Candle Night」、心の中に灯ったキャン
ドルの小さな炎を大切にしたい。
公演情報
<MISIA CANDLE NIGHT 2022 PEACE OF MIND>
4月30日(土) 河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月1日(日) 河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月3日(火・祝)河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月4日(水・祝)河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
<ゲスト>
4月30日(土)
加藤登紀子/清水ミチコ/村治佳織(ギター)
5月1日(日)
加藤登紀子/清水ミチコ/村治佳織(ギター)
3日(祝・火)
加藤登紀子/清水ミチコ/沖仁(フラメンコギター)
4日(祝・水)
加藤登紀子/清水ミチコ/沖仁(フラメンコギター)
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