[新聞] MISIA、ビルボードライブ横浜のこけら落
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World...)時間4年前 (2020/10/04 21:12)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/91265/2
MISIA、ビルボードライブ横浜のこけら落とし公演で音楽と共に届けたポジティブなパ
ワー
2020年7月20日、「ビルボードライブ横浜」がついにオープンした。こけら落し公演
はMISIAの「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020」。ニューヨークを拠点に活動している
黒田卓也(Tp)を中心にした凄腕ミュージシャンとともに、ジャズ、R&B、ファンクな
どをクロスオーバーさせたサウンド、そして、“ソウルシンガーの真骨頂”と称すべき
ボーカルを間近で堪能できる貴重なステージが繰り広げられた。
神奈川・横浜のKITANAKA BRICK&WHITE内にオープンした「ビルボードライブ横浜」。
当初は4月12日にバート・バカラック公演で初日を迎える予定だったが、新型コロナウ
ィルスの感染拡大による緊急事態宣言により、開業は延期。7月20日に予定より99日遅
れで正式オープンに至った。公式HPでは、シャカタク、カーク・フランクリン、SWV、
ラスマス・フェイバー、タキシード、ザップによる祝福メッセージ動画を公開。SNS上
でも音楽ファン、アーティストからのお祝いの言葉が拡散された。
この日のライブは、定員の半数の約150席で開催。座席は観客同士が向かい合わない
ように配置され、各テーブルには消毒用のボトルが置かれた。また入場時の検温、手の
消毒などが行われ、十分な換気が行われるなど、“ウィズコロナ”のライブ仕様となっ
た。
記念すべきこけら落とし公演の開幕は、18時。まずはバンドメンバーが登場。黒田卓
也(Tp)をはじめ、大林武司(Pf)、TOMO KANNO(Dr)、中林薫平(Ba)、池本茂貴(
Tb)、西口明宏(Sax)が定位置に付き、黒田の指揮のもと、インストナンバーが演奏
される。しなやかなスウィング感をたたえたアンサンブル、シックなホーン・セクショ
ンの音色が広がり、生演奏でしか味わえない、なんとも心地いい空気が生まれる。そし
て、ついにMISIAがステージへ。深い青緑のドレスに身を包んだMISIAは、マスクを付け
たまま最初のナンバー「CASSA LATTE」(アルバム「MISIA SOUL JAZZ BEST 2020」収録
)を披露。華やかなグルーヴを放つサウンドとともに伸びやかボーカルを響かせ、早く
も大きな感動が生まれる。フェイスシールドを着用した最前列の観客も気持ちよさそう
身体を揺らし、この貴重なライブを楽しんでいた。続いてはMarvin Gayeの名曲「
Mercy Mercy Me」(1971年/アルバム「What’s Going On」)のカバー。環境問題をテ
ーマにしたこの曲は、2020年の世界においてさらに重要な意味を持っている。ややレイ
ドバックしたビート、高揚感とメッセージ性を併せ持った歌、トランペットのソロ演奏
とMISIAのフェイクの絡みも素晴らしい。
「みなさん、ようこそいらっしゃいました。大きな声は出せないのですが、拍手だっ
たり、手拍子だったり、足踏みだったり、踊りだったり、どうぞ体中でライブを楽しん
でいただけたらと思います。なによりもまず、ビルボードライブ横浜のオープン、おめ
でとうございます!」という挨拶とメンバー紹介を挟み、手拍子による“コール&レス
ポンス”から「あなたにスマイル」へ。ゴスペル・フィーリングを感じさせるアレンジ
とメロディ、そして、<世界は今 希望を歌う あなたに>。コロナ禍の外出自粛期間中
、“すべての人に音楽を通して「スマイル」を届けること、日々をより楽しく過ごすこ
と”を目的とした「あなたにスマイルプロジェクト~大切な誰かにスマイルを届けよう
~」を実施したMISIA。この曲が持つポジティブなパワーはこの日も、オーディエンス
の心と身体に強く作用していたはずだ。
マスクを外し、ここからはスロウ・テンポの楽曲が続く。まずは新曲「さよならも言
わないままで」。TBS「音楽の日 2020」(7月18日放送)でも披露されたこの曲は、コロ
ナ禍の収束を願って制作された楽曲。憂いに溢れたトランペットの音色、切なさと力強
さを併せ持った旋律、そして、この過酷な時代を生きる人々の姿、大事な人との別れを
綴った歌詞がひとつになった「さよならも 言わないままで」は間違いなく、この日の
ライブの大きな聴きどころだった。
中林がウッドベースを演奏、オーセンティックなジャズの風味をたっぷりと含んだア
レンジで「What A Wonderful World 」(Louis Armstrong)をカバー。さらに豊かな叙情
的を「眠れぬ夜は君のせい」に続き、本編ラストの「Everything」へ。言わずと知れた
名曲だが、“SOUL JAZZ”スタイルでアレンジされ、さらに多彩なボーカル表現が込め
られている。特にサビのフレーズにおける、感情が零れ落ちるような歌声はまさに圧巻
。メロディの背景にあるソウルミュージックのテイストが強く押し出されていたことも
印象的だった。
アンコールの拍手に迎えられ、再びステージに登場したMISIAとバンドメンバーは、
「陽のあたる場所」を披露。1998年のリリースから20年以上経っているが、この曲が持
つ魅力はまったく色褪せていない。深みを増したバンドグルーヴと自由にラインを描く
ボーカルに合わせ、観客も楽しそうに手を鳴らし、身体を揺らしている。音楽を介した
ピュアな一体感が、確かにそこには存在していた。
「状況が早く収束して、ここがたくさんのお客さんでいっぱいになって。次にお会い
するときは、みんなで大きな声を出し合えるように、祈りながら歌い続けていきたいで
す」。そんな言葉からはじまった最後の曲は「アイノカタチ」。たくさんの“アイノカ
タチ”に寄り添い、穏やかで温かい気持ちを与えてくれるこの曲もまた、いまの時代に
必要なナンバーだ。
大きな拍手のなか、笑顔で手を振りながらステージを去ったMISIA。ジャズ、R&B、
ソウルなどが有機的に結びついたサウンド、祈りにも似た深い思いと感情を解き放って
くれるパワーを兼ね備えた歌。この時代に必要不可欠な音楽を真っ直ぐに届けてくれた
、きわめて意義深いライブだったと思う。
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