[新聞] 『やまとなでしこ』主題歌で描かれた恋の
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World...)時間5年前 (2020/10/04 06:38)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
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『やまとなでしこ』主題歌で描かれた恋の衝動とたしかな愛 MISIA「Everything」不
朽のラブソングとしての魅力
『やまとなでしこ 20周年特別編』(フジテレビ系)が、7月6日、13日の2週にわたり
放送される。
「お姫さまは、王子さまと出会い、永遠に幸せに暮らしました」。そんなエピローグ
がぴったりの、20世紀最後の運命の恋物語だ。
ロマンティックな世界へと我々を誘うのは、MISIAが歌う主題歌「Everything」。
不朽の名作に彩りを沿えた楽曲「Everything」の魅力について、本稿で語りつくした
いと思う。
ロマンスコメディとしても見応えある『やまとなでしこ』
『やまとなでしこ』は、2000年10月から12月の「月9枠」で放送され、最高視聴率
34.2%を記録した大ヒット作。
主演は、当時27歳の松嶋菜々子。「自分を幸せにしてくれるものはお金だけ」と、玉
の輿を狙い、日々合コンに繰り出す客室乗務員・神野桜子を演じた。
眩いほどの美貌と抜群のスタイルを持つ松嶋にとって、桜子はこれ以上ないハマり役
。男性の前で見せる、品のある仕草と笑顔はひときわ美しく、彼女が放つ“決め台詞”
にときめかない者はいないだろう。
さらに本作では、回を追うごとに不思議なほど、彼女の美しさが増してゆく。「神野
桜子」という女性の本質が見えてくるとともに、彼女のつよがりや純粋さが、たまらな
く可愛く、愛おしく思えるのだ。
相手役をつとめた堤真一は、冴えなくも心優しき男・中原欧介を好演。不器用だが、
ふと見せる男らしさや実直さが、女性視聴者の心を掴んだ。
ふたりは、欧介の友人である医師・佐久間為久(西村雅彦)がセッティングした合コ
ンで出会う。欧介は桜子に、そして桜子は、欧介が身に着けていた“あるもの”に、互
いに一目惚れしてしまう。
欧介をお金持ちの外科医であると思い込んだ桜子と、思わず自身を偽ってしまった欧
介。ふたりの恋が始まるが、嘘は長くは続かない。
「貧乏が何より嫌い」で、お金しか愛せない桜子と、桜子が望むものを何一つ持たな
い欧介。交わるはずのない運命は、果たしてどのような結末を迎えるのか。
最終話のラストは、まさに歴史に残るベストシーンと言っても過言ではない。
松嶋のテンポの良いセリフ回しや、堤とのかけ合い、さらには東幹久、筧利夫といっ
た個性あふれる助演陣の活躍により、ロマンスコメディとしても見応えのある作品だ。
「Everything」楽曲の魅力とドラマとのリンク
『やまとなでしこ』という作品を思い出すたび、あのあたたかな歌声も、頭をよぎる
。MISIAの「Everything」だ。20世紀中にミリオンセラーを達成した最後の曲であり、
リリースから約20年の月日が経った今なお歌い継がれる名曲。
おとぎ話の始まりを告げるようなイントロは、まるで映画音楽のようにロマンティッ
ク。一気に楽曲の世界へと、我々を連れていく。
ストリングスが印象的な、美しくシンプルなメロディでありながら、実に細やかで複
雑なコード進行をもつこの曲。冨田ラボの打ち込みによるドラムも効果的だ。
気付かないほど繊細に、なおかつ計算して仕組まれた変調と音の足し算・引き算によ
り、ドラマティックに楽曲が展開していく。MISIAの歌唱はもちろんのこと、イントロ
からアウトロまで、すべてが聴きどころといえる極上のバラードだ。
〈果てしなく 遠い未来なら あなたと生きたい あなたと覗いてみたい その日を〉
願うような、まるで彼女の心からこぼれ落ちたかのような優しい声に、キュンとなる
。
そしてこのフレーズこそ“恋”そのものを言い換えているといっていい。人は、いく
つもの出会いのなかで、たったひとりの“あなた”を選ぶ。その瞬間に芽生える「この
人と生きたい」と願う確かな衝動。それが、恋なのだと思う。
『やまとなでしこ』において桜子は、最後に「真実(ほんとう)の恋」を見つける。
そのきっかけもきっと、こんな衝動だっただろう。欧介と生きたい、果てしなく遠い未
来を、欧介と覗いてみたい。少女のように純粋な、好奇心にも似た恋心。
そして、恋が永遠に続いたならば、きっと人はそれを、愛と呼ぶのだ。
MISIA が大切にする「日本語で伝えること」
アーティスト・MISIA の魅力
1998年、ラジオから流れる「つつみ込むように…」に筆者は衝撃を受けた。同じ衝撃
に覚えがある人は、きっと少なくないはずだ。
イントロでのホイッスルボイス。5オクターブを誇る音域。なにより、これほどスタ
イリッシュな音楽を、脅威のリズム感をもってのびのびと歌いながらも「歌詞が日本語
であること」に驚いた(デビュー曲の歌詞についてはMISIAによるものではないが)。
「日本人離れした」という枕詞を用いられることが多いMISIAだが、デビュー当時か
ら現在に至るまで「日本語で伝えること」を大切にしているアーティストだ。歌詞カー
ドを読まずとも、きちんと耳に、心に言葉が伝わるよう、大事にメロディに乗せて歌う
。MISIAが歌い続けるのはR&Bではなく、こだわりの“J-R&B”だ。
「Everything」の歌詞は、仮歌を聞いたMISIAが翌日には書き上げたという。フレー
ズのいくつかを拾い上げてみれば、ドラマの内容とリンクする部分はもちろんある。し
かし、ひとつのラブストーリーを歌で表現したというよりは、さまざまな愛の形を紡ぎ
合わせた歌詞という印象を受ける。歌詞をどこで切り取っても、たしかな“愛の歌”…
…まさにラブソングなのだ。
だからこそ多くの人の心を打つ。たとえば桜子の気持ちになってみても、欧介の気持
ちになってみても、胸に刺さるフレーズがある。恋愛であるだけでなく、人間愛でさえ
ある。
MISIAは、デビュー20周年を迎えた際のインタビューにおいて、自身の数々のヒット
曲について振り返り「民謡のよう」と表現した。「歌い手も、誰が曲を作ったのかもわ
からなくなっても、その曲が存在していくような楽曲」、普遍的なものを作ることがで
きるよろこびを、シンガーとして、作り手として語っていた(参考:Yahoo!ニュース)
。
民謡や、それこそ万葉時代の和歌のような、普遍的に人々が共感する言葉やメロディ
。MISIAはそうした作品を紡ぐことができる、稀有なアーティストだ。
「Everything」もまさにそう。時代が令和を迎えても愛され続け、当時生まれていな
かった人もこの曲を口ずさむ。誰もが歌詞に心を重ね、癒され、ときに切なくなる。
いつか自分がいなくなった世界、果てしなく遠い未来にも永遠に響き渡るだろう至高
のラブソング。「Everything」と同じ時代にめぐり合えた奇跡を、心から幸せだと思う
。
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