[新聞]「オルフェンズの涙」liner notes 之一
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World...)時間9年前 (2015/11/20 21:22)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
http://music.emtg.jp/pickUp/20151106559dc36f1
MISIA「オルフェンズの涙」
MISIAの「オルフェンズの涙」は、混迷の現代に贈る“宇宙のブルース
MISIAのニューシングル「オルフェンズの涙」は、TVアニメ「機動戦士ガンダム 鉄
血のオルフェンズ」のエンディング・テーマだ。曲調はオーソッドクスなマイナーブル
ースで、かつてジャニス・ジョプリンが60年代末に名曲「サマータイム」をカバーした
とき、このリズムで哀しみを痛切に歌い上げた。
今回の「オルフェンズの涙」を作曲&アレンジした鷺巣詩郎は、ワールドワイドで活
躍するクリエーターで、MISIAには初期から楽曲を提供している。今でも彼女の大切な
レパートリーになっている「THE GLORY DAY」は鷺巣作品。MISIAの初武道館で、ステー
ジ上段に設けられたセットにオーケストラを従えて現われた鷺巣は、見事にコンダクタ
ーを務め、ライブを盛り上げた。その後もMISIAの重要な局面で、鷺巣はたびたび登場
してきた。
「THE GLORY DAY」はゴスペル、「オルフェンズの涙」はマイナーブルースを基にし
ていて、どちらも世界中のリスナーに愛されている音楽ジャンルだ。しかし、これらの
ジャンルをちゃんと歌いこなせるシンガーは日本に何人もいない。それゆえ、鷺巣が
MISIAに託そうとしたものの大きさがわかる。陳腐な言い方だが、これほど“日本人離
れ”したコンビは他にいない。そんな彼らが今回描くのは、宇宙規模のブルース。だか
らあえて言うなら、“地球人離れしたコラボレーション”ということになる。鷺巣のメ
ロディに対して、MISIAは♪宇宙が歌うブルー ス♪というリリックを書いた。2人のア
ーティストとしてのスケールと、アニメのテーマとが相まって、至高の歌が生まれた。
そんな2人の作品だから、少々のことでは驚かないつもりだった。ところが、彼らは
見事に常識を超えてくれた。曲の半ばでリズムがいきなり4ビートからラテンへと変わ
り、またすぐに元に戻る。細かいリズムをはさんで元に戻ったとき、曲がとてもゆった
り聴こえてくることに驚いた。このたった2小節のリズム・チェンジに、鷺巣は高度な
音楽的アイデアをぎっしり詰め込み、MISIAはその“ペース・チェンジ”を真正面から
受けとめて、チェンジ前以上に感情豊かに歌っている。普通、こんなことをしたら音楽
の流れがせせこましくなってしまい、曲を台無しにしてしまう。ところが「オルフェン
ズの涙」は、この2小節のマジックのお陰で、濃厚な印象をリスナーに与えることに成
功している。
きっと2人が目指したのは、リリックのとおり“宇宙のブルース”だった。それは混
迷を深める今の時代に必要なものに違いない。
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