[新聞] MISIA、両A面シングルCDリリース。 シークレットトラックも収録!
看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者CrystalDays (Endless World...)時間10年前 (2015/02/24 17:46)推噓0(0推 0噓 0→)留言0則, 0人參與討論串1/1
http://music.emtg.jp/special/201502049818396b1
MISIA、両A面シングルCDリリース。 シークレットトラックも収録!
2015年のMISIAは、さらに進化したバラードでスタートを切る。金曜ナイトドラマ『
セカンド・ラブ』の挿入歌「白い季節」と、3夜放送ドラマスペシャル『永遠の0』の
主題歌「桜ひとひら」は、バラードシンガーMISIAの底力を実感させてくれる素晴らし
い仕上がりだ。
この2曲と、“Misia Candle Night”のテーマソング「Candle Of Life」を提供した
her0ismは、いま売れっ子のコンポーザー。作詞も手がけていて、「白い季節」の歌詞
は彼が書き下ろした。
「真夜中のHIDE-AND-SEEK」は、初期の傑作「THE GROLY DAY」を作った鷺巣詩郎との
コンビが、久々に実現。シングルとは思えない聴きごたえ充分の作品になっている。
EMTG:『永遠の0』の主題歌の「桜ひとひら」の制作はどんなふうに始まったんですか
?
MISIA:まず最初に、戦争に関する文献を集め読んだり、全国の資料館をまわり、作品
が描いている時代の歴史を、もう一度学び直すことから始めました。それには、何ヶ月
もかけました。その中で、「桜のモチーフはどうだろうか」と思うようになりました。
昔から“潔く散る”という意味で桜というものが語られてきていますけれども、生物多
様性の活動の中で、桜はある年に咲くと次の年も咲けるということを知りました。桜っ
て、花を付けられない樹はもう命が短いんです。だんだん咲けなくなっていく。だから
桜が咲いて散るというのは、次の年もその樹が生きていて花を咲かせるんだという物語
の始まりだっていう話を聞いたときに、「ああ、これからは、潔く散るという意味の桜
ではなくて、生きるという意味の桜になっていってほしい」と思いました。日本の象徴
でもある花なので、平和を語る上での花になってほしいなという願いが湧き上がったん
です。
EMTG:新しい桜の見方だね。
MISIA:直接的な“戦争”という言葉ではなくて、そういうイメージの中でメッセージ
を歌ってみようかなと。桜の花びらが舞い散ってるときに、花びらが地面に付く前に1
枚手のひらに掴むことができたら願いが叶うって昔から言われていて、私も子供の頃か
らよくチャレンジしていたんです。
EMTG:公園に行くと、子供がよく花びらを追っかけてるもんね。
MISIA:はい。なので、花びらを掴んで、平和への願いが叶うようにという想いを込め
て「桜ひとひら」を書きました。戦争を知らない世代の私たちが、どうやって平和を伝
えれば良いか悩みましたが、自分が何を感じて何を学んで何を思って生きていくのか、
それが伝えられれば、私たちの平和のメッセージの歌になるのかなという考えに行き着
きました。
EMTG:3夜放送ドラマっていう難しさはあったの?
MISIA:歌の中でストーリーを書いても仕方がないかなと思ったんですよね。3夜放送
のドラマになるので、1日1日終点はもちろん違うわけです。なので、 この物語は会
いたい人に会うために生きるっていう、宮部さんの「絶対生きて帰ってきます」ってい
うその言葉を中心に回っていると捉えて、会いたい人への想いと平和への願いっていう
ものをブレずに書ければ、3夜放送でも伝わるのかなと思いました。
EMTG:たとえば主人公がタイムスリップしてしまうドラマ『JIN-仁-』の主題歌の「逢
いたくていま」も「会いたい」っていうテーマだったけど、今回の「桜ひとひら」とは
どう違うのかな?
MISIA:「逢いたくていま」も、命のメッセージを書こうと思っていました。でも、「
逢いたくていま」の場合は“渦中の人”の歌なんですよ。でも「桜ひとひら」は、“孫
サイド”に立っている。現代の私たちがどうやってあの戦争の時代を理解していくのか
っていうときに、会いたい人への想いから理解していくっていう方法があると思ったん
です。「桜ひとひら」は♪繰り返す悲しみは もういらない♪と、未来に向けて歌って
います。
EMTG:そうだね。ところで「桜ひとひら」は、バラードなのにサウンドにはロックのニ
ュアンスを感じたんだけど。
MISIA:ロックというか、サウンドとしてはすごく男っぽい感じがしますね。男っぽい
って言ったら変ですけど、この歌はいわゆる女性らしい、傷を癒やす曲ではないと思う
んです。真っ向から問題に対して進んでいくような、そういう力強さがあるバラードで
あると思っています。力強いメロディとアレンジの曲だなっていう印象を、最初から持
ってました。癒やすというよりも、未来に対して「どうなんだろう」、「どうするんだ
?」って問いかける強さがあると思います。作曲とアレンジのher0ismさんは、私の書
いた詞を読んで、イントロを考えてくださったみたいです。最初、イントロはなかった
んですけれど、花びらがはらはら舞うようなイメージで作ってくださいました。
EMTG:今回はher0ismさんが大活躍だね。
MISIA:同じ時期に制作をしていた「白い季節」と「桜ひとひら」がher0ismさんの楽曲
で、両方ともバックに生音を入れたいという話になりました。その時期に、スティービ
ー・ワンダーさんが全米ツアーを回っていて、そのバンドのドラムとベースとギターの
人にレコーディングしてもらえそうだっていう話があって、なんと実現したんですよ。
EMTG:超豪華な“生音”だね(笑)。「Candle Of Life」だけは、コンピュータの打ち込
みサウンドかな?
MISIA:ほぼ打ち込みです。この曲はそっちのサウンドの世界観が合っているねってい
う話になって。
EMTG:「白い季節」の歌は、すごく力が込められているね。
MISIA:いつもより、かすれた歌い方をしたからかもしれないですね。「白い季節」は
Aメロがすごく明るい世界観で始まって、グラデーションのようにスーッと悲しみに寄
って、突然サビからマイナー・コードにチェンジして展開する曲です。そこはすごく意
識して、Aメロは明るい声質で歌って、少しずつ語るような言葉になっていって、そし
てサビは涙の声というか、泣いてるときのような声で歌うっていうことを心掛けました
。
EMTG:この歌はher0ismさんが歌詞を書いている。
MISIA:はい。her0ismさんがメロディを作ったときに、それに合う世界観を持っていら
したので、お任せしました。その上で、ディスカッションして直してもらったり。
EMTG:どんなところを?
MISIA:私らしい言い方に変えたりしました。自分以外の人に歌詞を書いてもらうこと
は面白いです。自分では、選ばない言葉を持ってきてくださったりするので。例えば、
♪行き場のない孤独♪っていう部分があるんですけど、基本的に私、“孤独”というワ
ードをそんなに使わないんです。
EMTG:どうして“孤独”っていう言葉を使わないの?
MISIA:“孤独”っていう言葉に対して、照れがあります。「私、すごい孤独なんだよ
ね」とか・・・。
EMTG:あはは、それはなかなか言えないよな(笑)。
MISIA:なかなか言えないですよね (苦笑)。「さみしい」って思った時に、「さみしい
な」って言えても、「孤独なんだ」っていうのはやっぱり自分では言えない言葉ですね
、私の中では(笑)。だから人が書いてくれないとなかなか使おうと思わない。自分で作
詞をしてしまうとどうしても聴いている人が「MISIAはきっとそういう実体験があった
んじゃないだろうか」って想像すると思いますし、それが表現として面白い部分だとは
思うんですけど、でも逆にちょっと足かせになることもあるので、使いにくくなること
がありますね。そういう意味で、作詞をしてもらったり、こういうディスカッションを
重ねながらの作業というのはすごく刺激的でもあります。「ああ、いろんな世界が歌え
るなあ」って。
EMTG:ボーカリストとしては、大きな楽しみだね。
MISIA:そうなんですよ。
EMTG:今回、一緒に作業してみて、her0ismさんはどんな人だったの?
MISIA:私と同じ世代ぐらいの方で、音楽を聴いてきた経緯もすごく似てると思いまし
た。いわゆるJポップも流れていたけど、自然に世の中には洋楽が流れていて、どちら
もセレクト出来たので、いろんなジャンルの楽曲をたくさん並行して聴いている方。L
Aと日本を行ったり来たりして、向こうの人とも一緒にお仕事をしていて、「日本だか
ら」とか「海外だから」っていう垣根がない。最近出てきた若いミュージシャンたちに
多い、グローバルな感覚を持っていらっしゃいます。「Candle Of Life」は、いわゆる
今UKでも流れているようなサウンドが含まれた音になってますし、幅広いアレンジが
可能なメロディを作る方だなと思います。制作していても、とても柔軟な方でした。
EMTG:今回のCDパッケージはher0ismさんに加えて、鷺巣詩郎さんも作曲で入っていて
、すごくバリエーションのあるシングルになってる。鷺巣さんの作曲・アレンジの「真
夜中のHIDE-AND-SEEK」もすごく面白かった。歌詞も♪ABC♪とか♪XYZ♪ とか、暗号み
たいな言葉がたくさん入ってるし。
MISIA:暗号じゃないです、あれは全部、カクテルの名前なんですよ(笑)。去年の夏に
ロンドンに行って、レコーディングしたました。私、初めて6月のいちばん美しいと言
われている、雨が降らない季節にロンドンに行って、晴れた青空のロンドンを初めて見
たんです(笑)。連日青空で、でも暗くなってくると、やっぱりあの独特の童話の世界の
ような街並みが浮かび上がってきて。『ハリー・ポッター』『ピーターパン』『不思議
の国のアリス』、いろいろなものが生まれた街なので、そういう世界観の歌詞を書けた
らなと思って。『ピーターパン』って、あれは恋愛の話でしょ? 夜中に男性が訪ねて
いくっていう話ですよね。影を追いかけてくるっていうのはすごくポエティックだなと
思うんですよね。自分の影を探して、女性と出会って、影とくっついて大人になってい
く。だからちょっとそういうニュアンスを入れつつ、「HIDE-AND-SEEK」=かくれんぼ
っていう言葉自体が面白いから使ってました。さらに、なにか仕掛けをしたくて、カク
テルの名前を入れてみました。「Angel Face」「Angel kiss」、それから「XYZ」とか
。
EMTG:じゃあ、歌詞を書きながら、ロンドンのバーでカクテルを飲みまくったの?(笑)
MISIA:実は、どれもまだ飲んだことがないんです。これから飲まなきゃ (笑)。
EMTG:あはは。4曲目の「Candle Of Life」もher0ismさんの曲だね。
MISIA:はい。夏のイベント“Candle Night Live”のテーマソングです。特に2番は、
ライヴ中に、キャンドルだけの明かりに会場がふっとなると、ステージ上から星が見え
るんです。そのとき、人間の世界って、夜空の星を地上に無理やり下ろしてきたような
生活をしてるんだなって思って。だとしたら、地上の星を少し消してあげると、空の星
も見える。今、私たちが見えなくなってるものがたくさんあって、そういう見えなくな
ってるものを、「やっぱりそこにあるんだよ」って認識することが大事ですよね。電気
は消えたらまた付けなきゃいけないけど、キャンドルは火種があればそれをどんどん広
げていける。そんなふうに心の明かりを広げましょうっていう意味も込めて、これから
も歌い続けていけたらいいなと思っています。
EMTG:最後に、4月からのツアーは、どんなツアーになりそうですか?
MISIA:今回のシングルは生演奏にもこだわっている作品なので、この楽曲の世界観を
表現するにはやっぱり“星空のライヴ”のスタイルがいいだろうと思っています。“
MOON JOURNEY”=月旅行っていうテーマです。バンド・メンバーは、新しい人ともやっ
てみようかなと思っているので、そういう意味ではちょっとした音楽旅行をやってみた
いなと思っています。
EMTG:ありがとうございました。
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