[新聞] MISIAが世界へ向けて歌う

看板MISIA (MISIA - 米希亞)作者 (Endless World...)時間14年前 (2010/08/04 00:58), 編輯推噓0(000)
留言0則, 0人參與, 最新討論串1/1
http://tinyurl.com/34d2sk4 MISIAが世界へ向けて歌う 国連名誉大使に任命された日本人シンガーにCNNGoがインタビュー 過去数年間、MISIA は様々な問題への感心を高めている。 . 32歳になるシンガー、MISIAは、2010年3月1日に国連事務総長より 生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10) 名誉大使に任命される。 アジアで最も成功した歌手の一人とし て得てきた過去10年間の実績が評価されたのである。 世界中の子供の教育支援団体 Child Africa を設立した後、彼女は様々な問題への感心 を高めている。7月7日の誕生日パーティには 国連、オックスフォード飢餓救済委員会 , World Swim Against Malaria などの代表者が出席。CNNGo はそこでインタビューを 行った。 CNNGo: 国連での活動について教えてもらえますか?どのような役割を担っているので すか? MISIA:私の主な役割は、この『生物多様性』を、より多くの方々に知ってもらう事、 COP10が行われる事を知ってもらう事、そして『生物多様性』についての知識と意識を 持ってもらえるように、アーティスト・シンガーMISIAとして伝える事だと思っていま す。 私は学者でも、政治家でも、生物多様性の専門家でもありません。だからこそ、難しい 形ではなく、より専門知識がない人と同じ目線で、『生物多様性』の重要性をうったえ られたらと思います。 また、SATOYA BASKETというサイトを立ち上げ、生物多様性とは何かを学ぶ事が出来る ようにしています。私自身が、生物多様性について学ぶため、現状を知るために視察に 行っているのですが、その様子を映像や文章で伝えていますので、それも是非見てみて 欲しいです。 トークショウやライヴでも普及活動をしています。現在行っている『星空のライヴⅥ』 では、殆どのライヴが森の中など野外で行われ、自然を感じてもらいながら、生演奏で 音楽をお送りし、音楽を楽しんで頂く中での、生物多様性を感じてもらおうと思ってい ます。またBiodiversity Bandを制作し、収益を国連を通して生物多様性保全のための 活動に寄付したり、会場には、生物多様性のブースを環境省の協力のもと設置したりも しています。 CNNGo:南アフリカのW杯に行かれました。そこでの活動内容を教えてもらえますか? MISIA:FIFA ワールドカップ公式アルバム『Listen Up!』が収録され、その曲を実際に 、南アのヨハネスブルグのネルソンマンデラスクエアにてライヴで披露してきました。 この曲は、日本が誇るDJ MUROと、マルチな才能あふれるJPからなるユニットM2Jによ る楽曲で、ギター&コーラスでは、NY在住のカメルーン人フランシス‧ジェッキーが参 加しています。日本の初戦の相手がカメルーンということもあり、前哨戦として歌わせ て頂きました。 SONYが主催するイベントに参加したのですが、その際には、3Dで制作されたPVも初披露 。ライヴの模様も3Dで同時にステージに映されるなど、立体感と臨場感溢れるライヴだ ったのではないかと思います。客席の皆さんが全員、3Dのためのサングラスをしていた 姿は壮観でした。 もちろん次の日に行われた日本対カメルーン戦を観戦しました。試合後、日本が勝った 事も嬉しかったのですが、加えて、地元の人たちが「おめでとう」と声をかけてくれた り、人種や文化を超えた繋がりを感じ、感動しました。 また今回は、ケープタウンにある「Football for Hope Center」を訪問し、子供たちと 触れ合う機会がありました。このプロジェクトはFIFAが取り組む、サッカーを通しての 社会貢献活動です。サッカーのコーチが在任していて、指導を受けられる他、ダンスや SONYが提供している映像技術を学べるプログラムがあります。そうして集まって来た若 者達に、エイズ/HIVの検査、カウンセリング、蔓延防止教育を提供しています。『 Listen Up!』の収益は、このようなセンターをアフリカに20カ所作ろうという活動に 、寄付されています。 全ての曲が、アフリカ人アーティストとのコラボレーションで作られている素晴らしい アルバムです。元大統領ネルソン・マンデラの演説も入っています。想いが込められた アルバム。WORLD CUPは、終わってしまいましたが、是非、多くの方に聴いてもらいた いです。 CNNGo: What 南アフリカではどのような経験をしましたか?それはその他のアフリカの 国とは違っていましたか? MISIA:南アフリカで驚いたことの一つには、これまで訪れたアフリカに比べて非常に 経済的に発展していることでした。しかし、街から少し離れるとスラムが存在し、若者 の70%が、失業しているなど、実際には貧富の格差が非常に大きいということも感じま した。試合を観に行ったスタジアムで、もの凄く嬉しそうに仕事をしていた若者達が印 象的でした。仕事があること、自分にやるべきことがあることは、幸せなことだと、ア フリカに行くと改めて気づかせられることが多いです。 治安が悪いという話もありましたが、とくに怖い思いは何もしませんでした。スラムに 行った時でさえも。治安が悪い場所があることは事実だと思いますが、貧富格差の大き さが、南アフリカの犯罪発生率を高めているという問題もあると考えています。 CNNGo:今回のW杯は、アフリカが発展していることを世界に示したと思いますか?ほと んどの地域がいまだに貧しいという事実を理解していない人々も多いと思いますが。 MISIA:アパルトヘイトが数十年前まで存在していた南アフリカでのWORLD CUP開催は、 非常に大きな意味があったと感じています。南アフリカが今日まで向き合って来た問題 を思うと、よりそう感じます。大切なことは、今回の開催を未来へ繋げることです。 貧困問題も、エイズ/HIVも、今すぐ全てを解決することは困難かもしれません。しか し、この世代で、この悲しみを終わらせることは、決して不可能なことだとは思いませ ん。 社会活動をしていて、いろんなことを知ります。悲しい事を多く知ります。知ること自 体が辛く感じることもあります。しかし、知っていれば、この悲しみは生まれなかった 、と思う事が多くあるのです。アフリカの人々には、たくさんのことを知って欲しい。 私たちも、世界のことを、たくさん知って行くことで、変わることがあると思います。 CNNGo:Child AFRICAの活動は、将来的にどのような方向へ向かいますか? MISIA:今年の5月に、 mudef (Music Design Foundation) という財団を作りました。 私も理事のメンバーに入っています。mudefは、活動の根本に「ミレニアム開発目標( MDGs)達成に向けた普及啓発」を置いています。MDGsは2015年までに達成すべき世界的 な8つの課題ですが、その一つに生物多様性やすべての子どもが小学校に通えるように なることが含まれます。 Child AFRICAでの活動は、この活動の一環になります。 今後は、mudefを通じて、アフリカの子どもの支援や生物多様性だけではなく、MDGsに 含まれる様々な問題に向き合いたいと考えています。 また、今年の3月にCOP10名誉大使に任命されて、今後はこれまで取り組んできたアフリ カだけではなく、世界の生物多様性の問題にも取り組んで行きます。生物多様性は、あ らゆる命と命がつながり合い、その恵みに感謝することを意味しています。 私はこれまで、アフリカの問題に取り組む中で、世界の貧困問題、紛争問題、環境問題 、これらは全て繋がり合っていると感じるようになりました。とくに、人間が引き起こ している問題は繋がり合うことが多いと、活動の中で感じます。世界中でおきている様 々な問題を今後どのように取り組むのか考えたとき、これまでの枠組みを広げ、より広 い視点で、考え、学び、メッセージを発信したいと考えるようになりました。 CNNGo: 日本人アーティストがチャリティ活動を行うことはあまりありません。あなた がチャリティ活動を始めたきっかけは? MISIA:活動の根底には、私が長崎出身であることが大きいと思います。実戦で原爆を 投下された経験を持つ長崎では、非常に子ども達への平和教育に力を入れています。私 がこの教育で学んだ事は、『悲しみの歴史を繰り返さない』ということでした。しかし 、世界では沢山の悲しい歴史が繰り返されています。その理由が知りたいし、どうすれ ば良いのか、知りたいのです。それは、お互いの物質的なことに限らず、精神的な豊か さに繋がると思うからです。 社会活動の中では、結果的にチャリティ活動になることが多いのですが、世界のことを 知るための、お互いの事を知り合うための活動だと思っています。 日本人のアーティストの方の中にも、さまざまな取り組みをされている方が出てきてい ます。国連機関やNGOの親善大使や、独自の活動をされる方もいらっしゃいます。 CNNGo: 先週ダライ‧ラマが東京にいた際に、以下のように話していました。どのよう に思われますか? 「あなたが好きであろうかなかろうが、英語は普遍的な言語です。英語を学び、海外に 出かけてください。これは非常に大切なことです。」「日本は高い技術をもつ国です。 あなた方はそれをもって、世界に、賢く関わるべきです。日本の若者は日本国内にいて 、問題を抱えています。世界に出てください。アラビア、アフリカ、南米…あなたはた くさんのことができるはずです」 MISIA:英語は、世界に出る時に、非常に便利で、大切なコミュケーションラングウェ ッジだと思います。実際、アフリカに行った際も、殆どは英語でのコミュニケーション でした。しかし、日本語以外で話す時、日本語の中でしか表現が出来ないことがあるこ とに気づく事も事実です。物事を伝える際、出来る事ならどちらの言葉でも伝えていき たい。 世界を見る事についてですが、そのことは、非常に大きな財産を私たちに与えてくれる と思います。私も実際にアフリカに行ってみて、世界ではまだまだ私たちのやるべきこ とがあることに気が付きました。また、世界で自国がどのように見られているのか、自 国が世界でどのようなことをしているのか、実際に見たり、聞いたりする事も多いです 。自分がどこにいるかを知るには、近くを知り、遠くを知ることが大切です。ただ、行 って帰って来ないのではなく、その感じたこと学んだ事を、自分の国に持ち帰り、そし てそこで伝えた事によって発展したものを、また外に持っていく。 その繰り返しが、互いの発展を生むのだと思います。また、その繰り返しが出来る体勢 が日本に、世界に、これからもっとあると良いと思います。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 118.232.173.112 ※ 編輯: CrystalDays 來自: 118.232.173.112 (08/04 01:06)
文章代碼(AID): #1CM4gwP0 (MISIA)
文章代碼(AID): #1CM4gwP0 (MISIA)