[隆一] 舞台「銀河英雄伝説」專訪

看板LUNA_SEA作者sizuga (Walk Along☆")時間12年前 (2012/04/02 21:24)推噓7(7推 0噓 6→)

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新しい命をもらい、変わっていく感じ　舞台「銀河英雄伝説」　河村隆一さんインタビュー 2012.3.31 13:12 （1/3ページ）大好きな作品に出演することになり、「すごく嬉しいと同時に、ちゃんとできるか怖さも感じた」と語る河村隆一さん＝東京都港区（瀧誠四郎撮影）　その知識の深さに驚いた。田中芳樹の大ヒット小説を舞台化した「銀河英雄伝説」で、ヤン・ウェンリーを演じる河村隆一（４１）のことだ。インタビュー冒頭、「原作とアニメのファンでした」と明かした河村は、作品の世界観からヤンという役の魅力までを、演じ手として熱く語った。　■原作世界がそのまま　銀英伝は、「銀河帝国」と「自由惑星同盟」の戦いを描き、多彩なキャラクターと巧みなストーリーで１９８２年の開始から累計１５００万部の大ベストセラーとなった小説。昨年１月、第１章の「銀河帝国編」が舞台化され、今回は第２章「自由惑星同盟編」となる。　「自分が思い描いていた原作そのままの世界なので、銀英伝が好きな人は違和感なく見られると思います」と河村。ヤンは自由惑星同盟の智将だが、「戦争とはどんな大義があっても殺し合い。そこに血が流れることを知っている。だから戦争を早く終わらせるために戦っている」男だ。「こういう人が外交や政治の要にいてくれたら、将来を見据えて冷静に処理してくれるんじゃないか」とその魅力を語る。ただ、勝利しても派手にアピールしないだけに、演じるには苦労もある。　「ぼくもヤンは舞台に向かない役だと思っていました。炎に例えるなら、涼しげに弱火で燃えているタイプ。ＬＵＮＡ　ＳＥＡでも河村隆一でもなく、イージーリスニングを作った感じととらえています。紅茶を飲みながら『そろそろ歌いましょうか』というボーカリストのような（笑）」　■テーマソングも担当　普段は歌の世界で活躍する河村だが、舞台から学ぶことは多い、と語る。　「アーティスト河村隆一は自分で作っていますが、舞台となると絶対に自分では歩けない道を歩ける。そこから新しい価値観が生まれ、自分の視点も広がっていく。演じることで新しい命をもらい、それによって変わっていく感じがするんです」　今回は、舞台のメーンテーマも担当。舞台の最後で観客も一緒に歌える歌を目指した。「銀英伝を一言で表すなら『星のきらめきに魅せられた男たちの物語』かなと思って、そういう思いを込めました」と解説する。銀英伝に魅せられる人が多いのは、決して遠い世界の物語に思えないからだろう。「戦争とはたくさんのものを失うということ。そして、敵は必ずしも悪ではないこと。そんな作品の奥深さを感じてもらえたらいいなと思います」と語る姿に、早くもヤンがかぶって見えた。（文：道丸摩耶／撮影：瀧誠四郎／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）　　　　　　　◇ 　■かわむら・りゅういち　１９７０年５月２０日、神奈川県出身。９０年代を代表するビジュアル系ロックバンド「ＬＵＮＡ　ＳＥＡ」のボーカリストとしてデビュー。９７年からソロ活動もスタート。２０１１年５月、「８時間以内に１００曲歌うソロアーティスト」のギネス記録を樹立した。　　　　　　　◇ 　【ガイド】　■東京公演　４月１４～２２日。東京国際フォーラム　ホールＣ。サンライズプロモーション東京　（電）０５７０・００・３３３７　■大阪公演　４月２８、２９日。ＮＨＫ大阪ホール。キョードーインフォメーション　（電）０６・７７３２・８８８８ http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120331/ent12033113140012-n1.htm -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 219.86.97.189