[INO ] 謎のバンド“Teardrop”

看板LUNA_SEA作者 (Walk Along☆")時間13年前 (2011/04/28 23:47), 編輯推噓0(000)
留言0則, 0人參與, 最新討論串1/1
謎のバンド“Teardrop”のプレミアム・ギグで登場した主役は、やはりアノ人! 4月25日付けBARKSで報じられた、謎のバンド:Teardropのプレミアム・ギグ<xx“SHOW CASE”xxx>(@SHIBUYA CLUB CRAWL・2011/04/27)を目撃してきた。 ◆謎のバンド“Teardrop”のプレミアム・ギグ~拡大画像~ その事前情報からバンドの正体を想像することはできていた。が、もし想像が正しけれ ば、バンドは全国ツアーの初日が翌々日に迫っていることになり、無謀にも思えるスケ ジュールだし、ライブハウスというキャパシティでのギグは奇蹟と言っても過言ではな い…果たして推測は当たっているのか? そんな期待と不安で会場である渋谷クラブ・クロールに向かう。事前の情報によれば、 19:30開場でチケットは当日券のみということだ。小雨が降りだす中、渋谷駅から足早 に会場を目指す…。普段はそれほど人通りが多くない会場前の通りに大勢の人が溢れて いる。主催者の発表によれば、数日前の発表にも関わらず、このライブのことを、書き こみ・Twitterなどで知った人々、およそ1,000人がチケットを求めて集まった。チケッ トは公平を期するため抽選制となり、幸運な約170人がチケットを手にした。 予定時刻より15分ほど押し、19:45開場。ホールに足を入れたオーディエンスが異口同 音に言う。「えっ!?ステージまでこんなに近いの?こんな小さな会場で観ることができ るの?」驚きと喜びが交差した声だ。それと当時に、これほど小さいライブハウスで彼 がライブを本当にやるのか?そんな不安が頭をよぎる。ただ、主役の登場を待つステー ジを観ていると、不安は取り除かれ、それが確信に変わって行く。6メートルほどの幅 のステージの中央やや左にドラム。それに寄り添うように両脇にキーボードとベースが セットしてある。そしてそのドラムの前にFENDERのアンプ。さらにステージの横には見 覚えのあるFENDERのギター…。やはり正体は彼に違いない。 そして20:13ステージにMCが登場し「are you exciting?」と会場を煽るなか、バンド のメンバーがステージに現れる。その中の一人、黒のパーカーをはおり、フードをすっ ぽり被った男がギターを抱え、センターのマイクの前に立つ。その瞬間爆音で1曲目が 始まった。曲は「No Name」。INORANだ! もの凄いテンションの演奏だ。曲目をメモ ろうとする手が震える。小さなライブハウスのステージにINORANが立っていることに興 奮しているのかと思ったが、すぐにそうではないことに気づく。演奏だ。異常なまでの 集中力と爆発力を備えた演奏だ。会場の温度が軽く2~3度は上昇したと思う。前にいた 女性がもう覚悟を決めたように音に身を委ねて行く。2曲目はアルバム『Teardrop』の リード曲「SuperTramp」。CDで聴いた段階から全身の血が騒いだとびっきりハードなナ ンバーだ。それがライブで演奏される…この瞬間、会場に居ただれもが思ったはずだ「 ロックを愛していてよかった」と。快楽!快楽!快楽!ひたすら身体が気持いい。 MCを挟む「ライブがやりたくて仕方なかった。震災があり、ライブが一度キャンセルに なって…。震災の時、僕らはツアーの最終リハーサルだった。そのトップギアをキープ したまま今日まで来ました。今日はみんなの顔がよく見える。みんな楽しんで行って欲 しい!」。 3曲目、4曲目、5曲目が立て続けに演奏された。どの曲も圧巻の演奏だったが、M5とな った「Parallel Reality」でのINORANのヴォーカルは際立っていた。今更ながらだが、 INORANはソロアーティストであると同時にLUNA SEAのギタリストだ。そのギタープレイ をLUNA SEAのドラマー真矢は「LUNA SEAのライブで音の迷子になった時はINORANのギタ ーのモニターヴォリュームを上げるんだ」と評していた。誤解を恐れずに言うなら INORANは個性派集団LUNA SEAのまとめ役のような存在なのかもしれない。 それが今夜は違う。感情をむき出しにしてギターを弾いている。それがINORAN自身の魂 の火を点けたのであろうか、「Parallel Reality」ではヴォーカルとギターが同じレベ ルで鳴っている。上手く言い得ていないと自覚はしているが、ギタリストが唄うとギタ ープレイとヴォーカルの間に、正直どこか距離を感じる。それがこの曲で完全になくな った。しかもバンドのグルーブもそこにかぶさってくる。ヤバい。完全にノックアウト されそうだ。再びMCを挟む「もうあと数曲です。でもまだみんな2ndギアじゃない?5速 、6速、7速…もっともっと上げて行こうぜ!」と。 6曲目「Nasty」、そして7曲目は前作アルバム『WaterColor』から「時化」。この曲の 演奏中、INORANはギターを頭上に掲げ、さらに、ステージ前のオーディエンスにギター を差し出す。「お前らも弾いてみろ!」と挑発しているようだ。もちろん、最前のオー ディエンス数人がギターに手を伸ばしかき鳴らす。INORANが満足そうな笑顔を見せる。 まるで「そうだ、音楽は身体で楽しむものだ!」と言わんばかりの表情だ。そして、い よいよラス曲。「ラストにもう一度「SuperTramp」!みんな悔いのないように暴れろよ !」。 3月11日以降、全ての日本人が被災地・被災者の復興を祈ってきた。もちろん、その祈 りはまだまだ続く。ステージに立つINORANも音楽だけではなく、チャリティのブレスレ ットを作り、販売し、復興を支援している。でも、根本的な大事なことがある。人を元 気に出来るのは元気な人だけだ。考えてばかりじゃだめだ。この日演奏された曲は全部 で8曲。時間にして30分強。その間、小さなライブハウスで汗だくになっていた約170人 のオーディエンスは、何かを感じていたのではあるまいか? それは…音楽の力、その とてつもない力だ。 「ありがとう!日本青年館でな!」そう言葉を残し、INORANはステージを去った。 今日のステージは、序章だ。おそらくINORAN自身が、まだまだギアは上げられると実感 した筈だ。4/29(金・祝)・日本青年館から始まる全国ツアーでINORANはどんな音楽の 力を見せてくれるのだろうか?あなたもそれを体感したくないか? <xx“SHOW CASE”xxx>(@SHIBUYA CLUB CRAWL 2011/4/27) M1 No Name M2 SuperTramp M3 Your light Is Blinding M4 Santa Ana Afternoons M5 Parallel Reality M6 Nasty M7 時化 M8 Super Tramp 昨天在SHIBUYA登場的LIVE 場地只能容納170人 髮型跟SuperTramp PV裡面一樣 聽說是前所未有的激烈?XD 期待!!! -- ╭──╮╭*.─╮╭─*.╮╭╮╭╮╭*.─╮╭─*. │╭─╯╰╮╭╯╰─╮││││││╭─╯│ ○ │ ╰──╮╭╯╰╮╭──╯*.╰╯││╰╯││╭╮│ *.─╯╰──╯╰──╯╰──╯╰──╯╰╯╰╯ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 219.86.99.121
文章代碼(AID): #1DkOmO2_ (LUNA_SEA)
文章代碼(AID): #1DkOmO2_ (LUNA_SEA)