[綜合] 【インタビュー】教育現場へ果敢に問題起 ドラマ『黒の女

看板JapanIdol (日本藝能 - Japanese Idol)作者 (ファッションショー)時間13年前 (2012/08/06 05:44), 編輯推噓0(000)
留言0則, 0人參與, 最新討論串1/1
前クールでは久しぶりの大人のラブストーリーを描いた『もう一度君に、プロポーズ』 を放送したTBS系金曜ドラマ枠だが、今クールでは打って変わり社会問題にも深く切り 込むダークヒロインが登場した。舞台は教育現場。法を犯すこともいとわず生徒の抱え る問題と向き合う主人公像には、おそらく賛否両論あるだろう。伊與田英徳プロデュー サーは「それも覚悟のうえ」と語る。  指導力に秀でた普通の教師が、生徒たちを取り巻く教育的難問に対して、放課後には 毒を持って制する“黒の”存在に変貌する。名作『必殺』シリーズの現代教育版といっ た趣の作品が、TBSの金曜ドラマ枠に登場した『黒の女教師』。毎年、開催されている “TBS連ドラ・シナリオ大賞”の入賞作品で、榮倉奈々が初の教師役、ダークヒロイン に挑戦したことも話題となっている。共演にも市川実日子、小林聡美という個性派が揃 い、ジャニーズJr.の松村北斗、千葉雄大、大野いとなど、生徒役も次代のスターが選 りすぐられている。 「たまたま、私が“TBS連ドラ・シナリオ大賞”の選考委員の一人で、山下友弘さんの この作品に強く惹かれたのがきっかけです。作品は社会的なメッセージを持ちながらエ ンタテインメントとして際立っていました。そこから山下さんと2年近くをかけて練り 込んでいきました」(TBSテレビ 制作局 ドラマ制作部 伊與田英徳氏/以下同)  伊與田氏は『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』や『桜蘭高校ホスト 部』、『新参者』など、数々のヒットドラマを生みだしてきたプロデューサー。今回の 製作にあたっては、山下友弘氏を軸に大林利江子氏、池田奈津子氏という“TBS連ドラ ・シナリオ大賞”で注目された若手脚本家を結集。これに吉澤智子氏を加えた新進気鋭 のチームで新たなドラマ世界を目指した。 「山下さんにはセリフと企画力の強さがあり、3人の女性たちが連続ドラマの所作やデ ィテールを補強している感じです。悪に悪で対抗するダークヒロイン。それも教育現場 が舞台。賛否両論、様々なご意見をいただくことは覚悟しています。それでも現在の教 育現場に漂う閉塞感に対して、ドラマのかたちである種の問題提起ができればと考えて います」  そのため、実際の現場へも綿密に取材を重ね、問題を抽出するなど準備には万全を期 した。 ■化学反応を狙ったスタッフ・キャストの編成 「脚本や方向性をガチガチに固めてしまうと、予想を超える化学反応が起きにくいので す。今回は4人の脚本家に斬新な発想力を求め、ドラマをまとめる演出も若手を起用し て化学変化を狙っています。またヒロインの榮倉さんも初めて笑顔の少ない役で懸命に 新たな面を開拓しています。スタッフ・キャストが一丸となりました。もちろん、リス クはありますが、私は多くのドラマを経験しているので、どうリードすればいいのかは 心得ているつもりです」  榮倉の魅力である笑顔を封印させるのは、プロデューサーとしてチャレンジし甲斐の ある賭けとも語る。好感度の高い小林、市川にダークな役を与えたのも同様だ。俳優た ちに覚悟をもって臨んでもらいたかったと伊與田氏は続ける。 「テレビドラマに関わっている限り、常に時代に斬り込み、その空気、風潮をしっかり 捉えていなければいけないと思います。それが私の目標です。往年の『東京ラブストー リー』が、今見ても面白いのは背景から時代が立ち上ってくるからです」  伊與田氏は学生時代からドラマや映画を好み、映像に道を求めた。 「就職した当時は、映画よりもテレビ界の方が輝いて見えました。名古屋の制作会社を 経て、当社に入社したのですが、当初は演出家を志していました。今もその気持ちは残 っていますが、ドラマのプロデューサーも演出家的な感覚が求められ、さらに全体を束 ねていかねばならない。仕事の醍醐味ははるかにあります」  『あしたのジョー』や『麒麟の翼~劇場版・新参者~』など、劇場用映画のプロデュ ースも手がける。伊與田氏にとって映画とテレビドラマは、プロ野球のセ・リーグとパ ・リーグの違いくらいしかないという。時代を斬る『黒の女教師』がヒットし、劇場版 ができたら嬉しいと結ぶ。日本の映像をリードする一人であることは間違いないだろう 。(オリジナル コンフィデンスより) http://www.oricon.co.jp/news/movie/2015231/full/ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 36.226.19.173 ※ 編輯: anecam 來自: 36.226.19.173 (08/06 05:44)
文章代碼(AID): #1G7kahiy (JapanIdol)
文章代碼(AID): #1G7kahiy (JapanIdol)