[新聞] キラリと光る存在感 永山絢斗のウィットに富んだ魅力
キラリと光る存在感 永山絢斗のウィットに富んだ魅力
2010年05月14日 12時00分
女子スポーツのイメージが強いソフトボールで全国大会を目指す男子高校生たちの最
後の夏を描いた青春映画『ソフトボーイ』(豊島圭介監督、6月19日公開)。注目株の若
手俳優・永山絢斗が、主人公・オニツカ役で映画初主演を飾る。
2007年にデビューしてから今日までの3年間で、今をときめく旬の女優たち──映画
『フレフレ少女』(2008年)の新垣結衣、映画『罪とか罰とか』(2009年)の成海璃子
、ドラマ『アタシんちの男子』(2009年、フジテレビ系)の堀北真希、映画『ソラニン
』(2010年)の宮崎あおいと次々共演し、キラリと光る存在感を放ってきた。
同作の筒井竜平プロデューサーは永山の表情や佇まいに惹かれ、「一見物静かそうだ
けど、ラストは感情を一気に爆発させてもらわないといけない。その爆発力みたいなも
のを彼ならうまく表現してくれそう」と主役に抜擢。オニツカは料理人としてフランス
行きを夢見るナイーブな高校生。賀来賢人演じる幼なじみのノグチにいつも振り回され
ている受け身な性格の難しい役どころながら、観客の共感を誘う主人公を演じきった。
今年3月からオンエア中のサッポロ『オフの贅沢』のCM“新人篇”では、女優・麻生
久美子がおかみを演じる店に、大森南朋が連れて行く新人の後輩を演じている。麻生の
「若い人はいいですね、真っすぐで」というセリフが印象に残るのは、永山本人の魅力
によるものが大きい。
彼は3月に21歳になったばかりだが、今どきの若い男子にしては珍しいほどの落ち着
きと、ウィットを感じさせる。先日、直に話す機会を得た記者はそれを実感。「将来の
夢は」とありきたりの質問を何気なくしたら、即座に「あなたの夢はなんですか?」と
切り替えされ、ドギマギさせられた。さらに、「こうしよう、ああしようと考えている
ことはあったし、今もあるし、これからもあると思うけど、それって夢かな? もし夢
を見るなら、叶わないくらいのデカイことにします」と、自分なりの言葉で自分を表現
しようとする姿勢にただならぬ“大物感”がある。
今秋には、永山が出演する映画2本が公開予定。映画『悪人』(李相日監督)は芥川
賞作家・吉田修一氏の代表作といわれるミステリー小説の映画化。もう1本は『かもめ
食堂』『めがね』などに続く、小林聡美主演の癒し系映画『マザーウォーター』(松本
佳奈監督、10月下旬公開)。もちろんこの後も、テレビ、映画にひっぱりだこである。
今後、彼の魅力がどう開花していくか、期待がかかる。
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/76206/full/
↑內有絢斗帥照三張 :P
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