[情報] 「素直になれなくて」中島圭介役 瑛太專訪

看板Eita (瑛太)作者 (Madridista&Eitaism)時間14年前 (2010/04/10 18:03), 編輯推噓0(000)
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http://wwwc.fujitv.co.jp/sunao/interview/ 中島圭介〈ナカジ〉役 — 瑛太 ——今回演じるナカジというキャラクターに関して、どのように捉えいますか? ナカジは、理想とか夢を追いかけて前向きに生きようとしているんだけど、そこにし がみついていて、つまずいている自分にも気付いている感じ。その葛藤の中で生きて いて、ツイッターを通していろんな自分を表現しながらも、弱みは見せないんです。 自分の中で楽しくやっていきたいなとは思っていたけど、じゃあツイッターを通して 実際に会ってみようってなった時に、自分自身の確固たる存在みたいなことに対して 、やっぱりまだ歪みがあるし、何かにすがりたかったり、甘えたかったりしている。 セリフにも『自分は中途半端なんだ』っていうのが出てくるんです。あと「甘えない ぞ」「俺はカメラマンとしてひとりでやっていくんだ」という思いもある。写真が好 きだから。お父さんの影響もありながらも、写真が好きなんだということで、自分を ちゃんと型にハメてはいきたいんだけどまだ経験も浅いし…。カッコつけてるのかな。 だから、ハルみたいなストレートな人に出会ったときに、どういう感覚になっていく かというのがナカジの面白さなのかなと思いますし、他の仲間とも出会って、どこか に絞り込めない自分をどういう風に感じるのか…。もがいているんだけど、どういう 自分を作っていけばいいのかという途上にいる人なんじゃないかという気がしていま す。 ——瑛太さんご自身とナカジを比較すると共通点はありますか? ナカジ的表現、というのはあると思うんですけど、僕はもっと分かりやすいですね。 そういう意味では僕はもっと素直だと思います。例えを出しちゃうとネタばれになっ てしまうんですけど…ひとひねりしてしまう屈折した部分がナカジにはあると思うん です。それは普段は恥ずかしくてできないことだと思います。ナカジは本能的にロマ ンチストだと思うんです。多分、連ドラとか観てると思うんですよ。『結構古い映画 とか好きで、いくつか知ってるんだけど、連ドラなんか観ないよ』って言ってるけど 、実は観てるタイプです(笑)。 ——そんなナカジが、桐子(井川遙)との関係が続く中、ハルと出会ったことで本当   の愛に気付いていくのか、という部分も重要なポイントになりそうですね。 そうなっていくといいですよね。でも、そうならなくてもいいな、って気もします (笑)。それはまだ僕自身も分からないです。愛というものが、何をもって愛と言える のか、っていうこともあるじゃないですか。自分が興味を、好意を持った人に好かれ れば、それが愛なのか。そこで人間として満たされてすべて上手くいくのかと言った ら、絶対そうではないと思うんです。もしかしたら上手くいくかもしれないけど、そ れが継続するのかというと分からないですよね。そういう意味でも、どう最終回を迎 えるのか、ということと、どういう過程が待っているのか、僕自身も凄く楽しみにし ています。ラブストーリーとしては、すれ違いを楽しんでほしいというのはあります けど。人と人が出会って、すぐに分かり合えるもんじゃないと思うし、努力も必要だ し、隠す、隠さないということも大事だと思うし…。そういう、ひとつに集約できな いこととか、気持ちよさだけじゃないっていうのを、楽しんでほしいです。上野樹里 さんのファンからは嫌われるかもしれないです(笑)。 ——上野樹里さん、ジェジュンさん、関めぐみさん、玉山鉄二さんの印象をお願いし   ます。 上野さんとは、何度も共演させていただいていますけど、今回思ったのは、自分から 役に対して近づいていこうとしてるな、って感じました。チャーミングな人だから、 演じててもリハーサルをしてても楽しいですし、刺激をもらえるんです。目でお芝居 をしてて、感じるってことを重要視している女優さんだと思います。ジェジュンくん は、とても素直な人だなと思いますね。ポスター撮影をしてても、自分が感じたこと や思ったことを口にする時に、彼の中で、一回韓国語で思ったことを言葉にして、そ こから日本語にしているからかな? きっと、彼なりに葛藤してるんだろうけど、ち ゃんと前に出そうという気持ちが強いから一緒にいて気持ちいいです。関さんは…謎、 ですね(笑)。ホントに人見知りなのか、役のことを考えているのか…。前に映画『ア ヒルと鴨のコインロッカー』で共演した時からですね。天邪鬼がいた…って感じです かね。もうひとりの関めぐみと会話してるんじゃないかという感じが楽しいです(笑) 。どこかで自分とすごく向き合って、どういうふうに見えているかということを実際 に感じ取りながら、「いま自分はこういう場所にいるからこうしているんです」って いう感じがします。玉山さんは…映画『銀色のシーズン』という作品のとき、雪山で ずっと撮影をやったんですけど、そのとき、「お兄さんという感覚を捨てないと演じ られないな」と思ってタメ口でいたんですね。そのままずっときてるから、あんまり お兄さんと思わないようにしています(笑)。とてもバランス感覚が優れている人だ と思います。周りが見えていて、みんなに気を遣って、でも、自分のペースみたいな ものは守りながらやっている。ブレがないな、って感じがします。 ——北川悅吏子さんの作品はセリフひとつとってもとても印象的だと思いますが、 台   本を読んでどのような 印象を持ましたか? いわゆる、レディースコミックみたいな、少女マンガに出てくる男の子のキャラクタ ーではないな、とは思いました。女性作家の方だと、どうしても女の人の理想のよう なセリフがあったりとか、言いづらいなと思うものがあったりするものなんですけど 、それが全然なくて。女の人から見て、男が何を考えているか分からないという、そ のズレみたいなものがハッキリと分かりやすく描かれていたので、僕は流れるように 読めました。しかも、衝撃もある。そこでこんなことしたか、みたいな(笑)。「この あとどうするんだろう?」と思ったら、その解決がものすごく長いというか、何シー ンにも及んでそのシーンの衝撃を引きずっていたりもして。これはすごくやりがいが あるな、と思いました。 ——ナカジとハルが出会うきっかけになるのはツイッターというツイルです。瑛太さ   んはやってみたいと思いますか? 玉山さんはやってるみたいですけど、僕は(作品をやる上で)ある程度、基本知識だけ でいいと思います。つぶやくのは…現場でみんなにつぶやけばいいかな(笑)。 ——もう何かたつぶやきましたか? う~ん、つぶやいてないですね、まだ(笑)。 ——5人が揃うど、どんあ雰囲気ですか? 誰かがムードメーカー、という感じではないし、じゃあ誰かが凄く大人しいかと言え ばそうでもない。みんなで気を遣いながら、バランスがいいと思います。最初、ツイ ッターを通して知り合ったみんながお店に集合して会うというシーンがあるんですけ ど、まだそういう感じがあるような気もします。みんな気を遣いながら、それを崩さ ずにいれるような、自然体とマイペースの中間点くらいの感じです。 ——物語の登場人物たちのように、素直になれに悩んでいる人たちへ向けて、こ   作品で伝えたいことは? まず、素直って何なのかなって思うんです。小学生くらいだと、あまり自分自身の素 直さって考えないけど、やっぱり少しずつ自分の素直さって何なのかなって考えます よね。自分の腹の中まで全部人に聞いてもらって、相手も言ってくれたら、それは素 直なことなのかって言ったら分からない。ただ、観てくれた人が、(登場人物が)何か 素直じゃないなって感じてほしいなとは思います。「もっと素直になればいいのに…」 って。日常生活の中で、親だけには何でも話せるとか、この友達だけには話せる、と いうことを再認識してほしいし、その存在を大事にしてほしいですよね。素直に近い 結びつきのところに、信頼が生まれるような関係を築いてほしいなと思います。 ——最後に、視聴者のみなさんに向けてメッセージをお願い します。 まず観てもらわないとダメなんですよね。連続ドラマだから1話から最終回まで、ずっ と観てほしいです。観た人がどう思うかというのは分からないので、まずは自分が一 生懸命演じないといけないなと思っています。できるだけ早く“ナカジってこういう人 だな”っていうのを皆さんに明確に見せられたらいいですね。作品を通しては、やっぱ りドラマなので気持ちいいもの…観ていて、「何かこの歯がゆさが気持ちいい」みたい な感覚になってほしいです。「自分ももうちょっと何かしなきゃな」とか「いい人と出 会いたいな」とか「今の彼氏はどうなのかな」とか、いろんなことを感じることができ る作品になるといいなと思っています。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 112.104.143.250
文章代碼(AID): #1Bm4pObn (Eita)
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