[新聞] 第34回報知映画賞・助演男優賞「瑛太」
瑛太「助演? 助けてないな~」…第34回報知映画賞・助演男優賞
第34回報知映画賞の主演女優賞は「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」(根岸吉太
郎監督)などに出演した松たか子(32)が5年ぶり2度目の受賞。また「ディア・ド
クター」は西川美和監督(35)が監督賞、瑛太(26)が助演男優賞、八千草薫(7
8)が助演女優賞の“3冠”を達成。新人賞は10年ぶりに2人の受賞となり、成長著
しい岡田将生(20)と満島ひかり(23)に輝いた。
2000年の浅野忠信(当時27歳)を抜いて最年少で助演男優賞を受賞した瑛太(
26)は「すごいうれしいですね。“最年少”はうれしいです」と喜びを語った。
今年は立て続けに出演作品が公開された。「ガマの油」(役所広司監督)、「ディア
・ドクター」(西川美和監督)、「余命1ヶ月の花嫁」(廣木隆一監督)、「なくもん
か」(水田伸生監督)の4本。シリアスな演技からコメディータッチなものまで、多種
多様な作品で存在感を発揮した。
「“助演”って『助ける』って書いてあるんですよね。(主演を)助けてはいないか
な~。(周りに)助けられてはいますけど…」とぼそりとつぶやいた。さまざまな役に
なりきることについては「役作りは監督やまわりの人に作ってもらうという感じがある
。とりあえずそこにいればいい、ということもあるし、台本は読めば読むほど、いろい
ろ脚本家が練ったことが浮き出てきますから」と話した。
映画に関する“原風景”は中学生のころ。映画好きの兄とともにホームビデオで“作
品”を作った。「アクションやって、フォークが最後は目に刺さって血がでちゃうみた
いな。ケチャップを垂らして。カット割りとか考えて遊んだのがすごく楽しかった」
「ディア・ドクター」では撮影前に監督と、病院に行き、医師としての“所作”を学
んだ。「西川監督に見られながら一緒にやることができたのが、いい時間でした」と振
り返る。「余命─」では「簡単に気持ちを作れないので、寝るときも休みの時も“キリ
キリ”していました」と言う。
「ディア─」で学んだことがある。「リアリティーばかり追求していてもダメ。何か
ひとつ追加する表現がないと、“おまけ”をつけないと(観客の)印象には残らない」
。自然体に見え、なおかつ強烈ではないが、見ている人々の心に染みいる演技には、瑛
太なりの工夫が見られる。
目指しているのは主演、助演にこだわらずに活躍すること。「何か形が明確ではない
俳優になりたい。つかみどころがないとか、よく分からない俳優、輪郭がはっきりしな
い俳優になりたい」。若手で抜群の演技力を持つ瑛太は、これからも何色にも染まらな
い俳優を目指す。
◆瑛太(えいた)1982年12月13日、東京生まれ。26歳。99年から「EI
TA」を名乗りモデルとして活動。2001年に「さよなら、小津先生」でドラマデビ
ュー。ドラマ「ウォーターボーイズ」「篤姫」などに出演。弟は俳優の永山絢斗。身長
179センチ。舞台「東京月光魔曲」(シアターコクーン、12月)が控える。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091127-OHT1T00026.htm
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