滴草由實「Yumi Shizukusa II」曲目解說

看板Being作者時間20年前 (2004/11/07 01:01), 編輯推噓0(000)
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1. Missing you   Music written by Yoko Blackstone & Tomoo Kasahara  「離れていても、お互い違う道を步いていても、友情の深さや“あの時”分かり合 えた氣持ちは今もあの日のままで變わらないよって…」親友に宛てた手紙のように綴 ったという極めてプライベートな歌詞ながら、誰もが一度は通過するオトナとコドモ の狭間で感じる心の葛藤に共感せずにはいられない。忘れかけていた純粹な“何か” を思い出させてくれる1曲。 2. Rock in the club   Music written by Miguel Sa Pessoa, Michael Africk & Perry Geyer   今春訪れたNYでレコーディングを行い、何とわずか4時間あまりでほぼすべて出 來上がってしまったというから、いかに彼らのヴァイヴがいい具合に共振したのかも 伺える。クラブで過ごす一夜のドラマが歌われるという今までの彼女の歌詞には見ら れないラフでライトな感覺と、いい意味で肩の力が拔けたヴォーカリゼーション、打 ち込みと生音の絕妙なバランスでこのアルバム全体のスパイスとなっている。 3. I’m in Love*/ Performed by Yumi Shizukusa featuring Wyclef Jean   Music written by Blandinna“Melky”Jean  大々的にフィーチャーされたワイクリフのボーカル、今までとは全く違う表情を見 せる滴草のヴォーカルに聽き應え充分。詞はぜひ日本語で歌ってほしいという彼等か らのリクエストがあり、サウンドと詞の雰囲気を統一する為に隨時滴草の詞の内容を 彼等に伝えながらレコーディングが進められた。常にアップデイトを怠らないにクリ エイター魂も健在で、フロア寄りのクールなトラックはフージーズ再結成の噂に心踊 るリスナーにも自信を持ってお薦めできる仕上りだ。 4. 心はいつもRainbow Color (Album Version)   Music written by Yoko Blackstone  デビュー候補曲として最後まで選考に殘っていたというこの曲、シングルVer.とは また違うアレンジでぐっと大人な雰囲氣を纏ったグルーヴがたまらなくクール。 「Rainbow の色は人間で言うと喜怒哀樂で、その時に流す淚はどんな淚でも大切で、 それがあるから強くなったり成長できるんだって事を言いたかった」という。朝の來 ない夜もなければ止まない雨もありはしない。當たり前のことのようで見落としがち な、そんな小さな勇氣を分けて貰える前向きソング。 5. 大切なもの   Music written by Aika Ohno  常習性あるメロディ、凛と冴え渡る滴草のボーカルが絕妙のバランスで展開するこ の曲は、これが初のコラボレイトとは思えないほどの完成度。「當たり前の事だと思 い流していることこそ、幸せだったり、大切だったりする、そんな“大切なもの”を もう一度思い出してほしい…」滴草が放つ真直ぐなメッセージソング。 6. Baby, Love again   Music written by Yoshinobu Ohga(OOM)  滴草自身が地元鹿兒島を離れる直前に經驗した、大切な人との別れを基に書かれた という作品で、「あなたがいればどんなに辛くても乘り越えて行ける氣がするのに、 もう會えないなんて…。」哀しみ、優しさ、溫もり…表現力の幅を廣げ、そんな“言 葉”ではビミョウに伝えきれない体温さえも、ごく自然に感じさせてくれる彼女のボ ーカリゼーションにはやはり計り知れないものがある。 7. 砂になる言葉   Music written by Yoko Blackstone  巧みなRAPで始まるイントロと哀しみを見据えたようなボーカル、骨太なグルーヴ… ディープでヘビーでアグレッシヴなサウンドは、彼女にとってもまた實驗的な作品と 言える。「別れてもまだ好きな相手に何を言っても屆かない、砂のように吹き飛ばさ れて、手からサラサラと零れ落ちちゃうっていうイメージ。フワッと出てきた歌詞で す。」彼女獨特の世界觀と滴草の新たな一面を具現した、意外性と聽き應えのある1 曲。 8. 旅   Music written by Yoko Blackstone  「“切なさが刻ませた線も 今は傷のよう…”っていうのは、私が繪を書くのは悲 しい時とか傷付いた時が多いからで、“埃を被った 古びた繪畫”っていうのは、殘 っている自分の繪がまるで過去の傷のようだなって。一人で旅に出て色んな事を考え て孤獨を感じたりもするんだけど、昔刻まれた傷も自分の色んな過去も、自分が大き く生きるために必要だったんだって氣付くんです。」 9. Everything for my dream   Music written by Yoko Blackstone  「夢や何かを叶えたいと思っている人に「諦めないで!」という思いを傳えたくて 書きました。自分のこれまでの事を綴りながら……叶えたい想いがあるなら、そう願 った時から何かが變わり始めているから、絕對に諦めないで欲しいって。」8ビート とギターのディストーションが彼女のボーカルをよりエモーショナルでパワフルなも のへと昇華させ、そんな力強いメッセージ性もよりストレートに傳わってくる。職人 技が冴えるトラックと併せて、現代を鬥う女性たちにこそ耳を傾けて欲しい作品だ。 10. Lucky Girl   Music written by Blandinna “Melky” Jean  「付き合っている彼に目を付けている女性がいて、その人に対して優しく問い掛け ている感じ。私は爭いごとが嫌いだから、明るい曲であんまり挑戰的にならない程度 に言っています。」そこには、リアルな20歳の“女の子目線”で語る自然体の滴草が いる。“私と彼の事を邪魔しないでよ”といった、輕いタッチで三角關係を歌う彼女 のおちゃめな一面を垣間見られる詞の世界とゆるいヴァイヴが癖になるチルアウト. ナンバー。 11. What U need   Music written by Michiya Haruhata  日本人の琴線を搖さぶるにも充分なメロディとリズムトラック、洗練されたアレン ジが絕妙。デジタルサウンドと生ピアノ、滴草の聲、全てがハイクオリティの中で心 地よいバランスを保っている。典型的な片想いで「早く私を見つけて捕まえて欲しい っていう氣持ち」を歌うこの曲は、これまでの滴草にはあまり見られなかった、いわ ゆる“女のコ”的な視點から描かれているのが印象的だ。 12. Keep it Love   Music written by Akihito Tokunaga(doa)  アルバムのラストを飾るに相應しい、等身大の彼女自身が綴られたナンバー。實際 アルバム收錄曲の中では一番最後にレコーディングされた曲とあって、その歌聲はひ とつの節目を目前にした充足感とどことなく淋しげな想い、感謝の氣持ちに滿ちた優 しい空氣に包まれている。「アルバムを聽いてくれた人や關係者のみんなに向けて、 今の自分の氣持ちを何もひねらずに歌っています。この曲が一番ストレートな自分を 出せた歌詞だと思うから、みんなにも是非聽いてもらいたい。」 -- ˙◢◣˙ 情報員標號: 218-162-228-30.dynamic.hinet.net ◢████◣ 隸屬單位: 中央情報局 (bbs.e-cia.net) ◥▇▇█─◤
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