[新聞] 蒼の乱 初日舞台挨拶レポート!(東京)
蒼の乱 初日舞台挨拶レポート!
新宿バルト9で行われた舞台挨拶には、
天海祐希さん、松山ケンイチさん、早乙女太一さん、平幹二朗さんにご登壇頂きました
。そして、司会進行はアナウンサーの中井美穂さん。
※舞台挨拶1回目は上映後に、2回目は上映前に行われました。
その舞台挨拶の模様をまとめて詳しくレポートします!
会場はどちらの回も満員御礼!
キャストの皆さんが会場に入ってくると、客席から大きな歓声が巻き起こります。
登壇者の皆さんは、和やかな雰囲気で、冒頭のご挨拶から、ゲキ×シネの感想や劇団☆
新感線について、また公演中のハプニングなど裏話も気さくに話して下さいました。
◆劇団☆新感線への出演について
新感線3度目の出演にして、初座長を務めた天海祐希さん
こんな大役なんてと思いました。いろんなものに押しつぶされそうでしたが、これだけ
の方々が一緒にいると思うと楽になったので、カーテンコールでは、この気持ちがちゃ
んと伝われ!と思って出ていたのを覚えています。
新感線初出演の松山ケンイチさん
新感線がもともと大好きでした。役者をやっているなら是非、出演したいと思っていま
したが、あがり症なので、ゲネプロでは足が震えていました。
新感線3度目の出演となる早乙女太一さん
出演が決まった時点で、一年後、何か月後は新感線だと目標にして進めていました。
1度目、2度目は緊張とプレッシャーを感じていましたが、今回はそういうことを考える
のをやめて、思い切り楽しみたいと思っていました。
新感線初出演の平幹二朗さん
新感線からオファーを頂いた時は80歳の僕にとビックリしましたが、皆さんのパワーと
いいチームワークでとても楽しい仕事ができて、いい80歳だったなと思っています。
◆印象的だったのは、天海さんがキレイ!!
平さんは、本作で印象的だったのは?と聞かれると「天海さんがきれいだった!」と即
答。松山さんも「天海さんは(製作発表の時、人間離れしたスケールの大きさと言われ
ていたが、実際共演してみて)もっと人間離れしているなと感じた。もし、こういう時
代に天海さんがいたら、本当に一番先頭に立って戦って歴史を動かしてしまうパワーが
あると思う」と語り、その言葉に、会場全体が「納得」という雰囲気になりました。
◆天海さんと松山さんのすばらしき掛け合い
好きなシーンを聞かれて・・・
天海:
「蒼の乱」というタイトルが出て、流れ星が流れるオープニングシーンが好きでした。
あの歌も素晴らしくて鳥肌が立ち、なんだか泣きそうになるんです。
と感動的に語ると松山さんは・・・
松山:
あの場面は、ずっと上の方を見ていて下を見れないので、自分の立ち位置がどうなって
いるのか気になりました。一人だけ変な方向に行っていたらどうしよう、とか。
対照的に現実的なエピソードを展開して会場から笑いがこぼれます。
また、松山さんが、「ゲネでは足が震えて、いろんなところから汁がでてきました。」
と告白をするとすかさず、天海さんが「ちょっと!!」とたしなめるシーンも。さらに
続けて、今度は中井さんも含めた面白トークが展開されました。
松山:
スピード感のある舞台で、あっという間でした。みんなと一緒にフルマラソンをやった
感じです。一人じゃなかったので。天海さんという柱がドーンとあって!
中井:
大きい柱が・・・
天海:
大きくないですよ!中井さん!
中井:
存在が!スケールと存在が(笑)!
松山:
人間離れしたね・・・
中井:
わたし人間離れとは言ってないですよ(笑)!
天海:
言ってない。ケンイチくん(笑)!
息のあった掛け合い漫才のような楽しさに会場は和やかな笑いに包まれました。
◆早乙女兄弟対決となった殺陣では、女性陣の派閥が!?
早乙女さんは、弟である友貴くんとの共演に関して「負けられないとも、頑張ってほし
いとも思っていて複雑だった。ただ、殺陣で負けたと思ったことはない。」と話すと、
天海さんが「実は、太一くん派と友貴くん派と女性陣が派閥に分かれていた」と、共演
者たちの裏話を披露いたしました。
ちなみに、早乙女さんは今回殺陣の失敗は1回もなかったそうです!!
◆劇団員・橋本じゅんさんの教えは突っ込み!?
松山さんは、橋本じゅんが大好きだそうで、今回舞台上では小次郎の相棒役・黒馬鬼と
して共演。じゅんさんの異常なまでの役への入れ込み方を間近で見ていて、「修行僧の
ようでつい手を合わせたくなる」というエピソードを語ってくれました。
早乙女さんも、じゅんさんには本番中もレクチャーを受けたようで・・・
早乙女:
黒馬鬼(橋本じゅんさん)からは、いろいろアドバイスをもらいましたね。
将門に突っ込むレクチャーを。
天海:
アドバイスってそこ(突っ込み)なんだ!?
(会場・笑)
早乙女:
舞台本番中もお客さんには見えないように、後ろ向きに近づいてくるんです。それから
黒馬鬼の足音がちょっとした恐怖症になってしまいました(笑)
◆公演中のハプニングは?
千葉県・こざるさんから頂いた質問です
松山:
刀を飛ばしてしまって、素手で行くのか、誰かの刀を奪うのか、どうすればいいのかと
思っていたら、袖からスタッフが刀を光に当てて合図をくれて取りに行きなんとかなり
ました。
あと、ゲネですがカツラが飛びました。一回心折れたんですけど。
早乙女:
全然折れてなかったですよ!
天海:
全然!この頭だよ。なにか?みたいなね。
松山:
天海さんから心構えを聞いていて、「当たり前のような顔をする」と。
天海:
そうそう。自分は間違えていないという顔をすれば大丈夫。
一緒に対峙している役者さんがあせるから(笑)
公演当時のエピソードに、会場も大盛り上がりでした。
また、平さんは「蒼真の名前が出て来なくなっちゃって、『そなた!』ととっさに言い
換えた。」ことがあったそうです。
それには天海さんも皆さんも「全然間違えてない!」と感心しきりでした。
◆この場面がすごかった!ここを見逃すな!というシーンは?
富山県・みどりさんから頂いた質問です
早乙女:
とにかくみんなの登場シーンがカッコいいです!
松山:
じゅんさん演じる黒馬鬼を見てほしい!すっごいカッコいい!
天海:
インディーさん(常陸源五役)のやられるシーン。壮絶な生きざまを見てほしい!
あと、森奈みはるちゃんのマントに注目!いい感じに短く可愛らしいのがついています
。
平:
ラスト、天海さんの壮大な草原のシーンはいい締めくくりだと思います。
◆会場の皆さんへのご挨拶
平:
芝居というのは、その一回限りで消えてしまって皆さんの記憶の中にしか残らない宿命
を持っていますし、DVDは記録はするけれども、舞台の熱が伝わりづらいと思います。
ゲキ×シネは劇の密度と、シネマの流動感が合わさっていてとても今まで見たことのな
い、体験したことのないスペクタクルになっていると思います。インドのボリウッド映
画に負けないと思います。是非、楽しんでください。
早乙女:
舞台を見たことがある方も、色んな発見があると思いますし、見ごたえがたっぷりある
映像になっています。舞台とは違った迫力があり、役者のみなさん一人一人のパワーを
すごく感じる作品になっているので、楽しんでご覧ください。
松山:
今回の作品は、ものすごく熱い作品だなと思います。自分が演じた将門小次郎も火が出
ているようなイメージをもっていて、情熱をもって生きているキャラクターでした。そ
の熱さが皆さんに届けばと思います。
天海:
新感線の素晴らしいキャストのみなさん、そしてスタッフのみなさんと、こんなに熱い
熱い舞台を作ることができました。一生の宝物がひとつ増えました。それをこうしてゲ
キ×シネとしてみて頂けるのは、こんなに嬉しいことはありません。
私は、「蒼の乱」というタイトルが出るオープニングシーンが大好きで、その時に(松
山さんと)2人で空を見上げるシーンがあるのですが、あのときの2人がずっと続けば
いいなと思いながら物語を進めていました。最後に皆さまにご挨拶した時のすがすがし
さと、2人で空を見上げた時のすがすがしさがそのまま皆さんに伝わりますように。ぜ
ひ楽しんでください。本日はありがとうございました。
◆ ◆ ◆ ◆
皆さん、素敵なご挨拶で締めくくって頂きました!
終始笑顔が絶えない和やかな舞台挨拶で、会場のお客様も大いに盛り上がっておりまし
た。
ゲキ×シネ『蒼の乱』も大いに盛り上がりつつ、絶賛公開中です。
まだご覧頂いていない方はもちろん、既にご覧頂いた方も、
キャストの皆さんのオススメシーンをもう一度確かめに、ぜひ映画館の大スクリーンで
ご覧ください!
http://gxcblog.exblog.jp/24001554
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