[新聞] 若者が選ぶ『理想の大人』首位はイチローと天海祐希
若者が選ぶ『理想の大人』首位はイチローと天海祐希
2014年4月19日 09:10 (ORICON STYLE)
4月もスタートし、進学や社会人など新たな環境に身を置くことになった若者が多いこ
の時期。改めて将来の展望を見据えた際、手本となるべく“理想の大人”を指標とする
はず。そこでORICON STYLEでは10代、20代の男女を対象に『目標とする“理想の大人”
』を調査。その結果、男性では米MLBの【イチロー】選手、女性では女優【天海祐希】
がそれぞれ選ばれた。
■イチローのストイックな姿勢に“理想の大人像”を見る
若年男性“理想の大人”の頂点となったイチロー選手といえば、『好きなスポーツ選
手ランキング』でも毎年首位を飾るなど、アスリートとしての人気は絶大。日米通算
3000本安打を筆頭に、数多くの記録を打ち立ててきたのはもちろん、日本を世界一に導
いたWBCでの劇的なヒットや“レイザービーム”と呼ばれる矢のような送球、華麗なグ
ラブさばきなど、記憶にも残るプレーでファンを魅了。まさにリビングレジェンドの名
に相応しい活躍を魅せ続けている。
イチロー選手を“理想の大人”と掲げる主な要因としては、アスリートとしての天賦
(てんぷ)の才に惹かれるだけでなく、野球にかける情熱や決して努力を惜しまない真
摯な姿勢にある。「何事にも動じず、結果を出し続けるところ」(大阪府/20代/男性
)、「夢をかなえる努力をしているから」(福岡県/20代/男性)などのコメントから
もわかるように、たとえ職種が違えども、大成するための行程を体現してくれる恰好の
ロールモデルとなっている。
続く2位に選ばれたのは、歌手で俳優の【福山雅治】。こちらも『なりたい顔ランキ
ング』の常連であり、昨年の同調査で5連覇を達成し殿堂入りを果たした“KING OF 男
前”。現在45歳ながらも、まったく老いを感じさせないその容姿はもちろん、歌手とし
て多くの名曲を生み、役者としてもヒット作を連発。すべてを兼ね備えたパーフェクト
な男として若年層には映っているようだ。「いつでも自然体で飾らずに、でもセクシー
な雰囲気を出しているから」(京都府/20代/男性)、「年を重ねても魅力が増すばか
り」(神奈川県/10代/男性)など、男も惚れるその色香に魅了されている。
■“凛とした美しさ”と、相反する“きっぷの良さ”が天海の支持理由
次に若年女性が考える“理想の大人”を見ていこう。首位に選ばれた天海祐希といえ
ば、1985年に宝塚音楽学校に首席で入学。そのまま宝塚歌劇団に入団し男役トップスタ
ーとして君臨。宝塚退団後はテレビ、映画界に進出し『女王の教室』(2005年 日本テ
レビ系)、『Around40~注文の多いオンナたち~』(2008年 TBS系)、『BOSS』(2009
年 フジテレビ系)など多数のヒット作を生み出す。年輪を重ねても美しさを保つ“ア
ラフォー女性”の代名詞的な存在となり、その凛とした美しさは年を追うごとにさらに
増している。
ドラマや映画での役柄でキャリアウーマンを演じることが多いためか、「格好いい、
自立のできた女性になりたい」(東京都/10代/女性)、「自分の意見をはっきり持っ
ていそうでかっこいい」(東京都/20代/女性)などの声が多い天海。また、バラエテ
ィなどで垣間見ることが出来る飾らない人柄など、その容姿や役柄と相反する“きっぷ
の良さ”に憧れを抱く女子が多い。
2位には女優【北川景子】がランクイン。その美貌から男女問わず多くの支持を集め
てきた北川だが、近年では特に同性からの支持が上昇しているように見受けられる。数
年前までは、主にクールビューティ然とした役どころを演じてきたが、ドラマ『謎解き
はディナーのあとで』(2011年 フジテレビ系)に代表される、「綺麗だけとちょっぴ
り天然」な役どころで魅せたキュートな笑顔は、同性にとって彼女をより近い存在にし
たようだ。
■タモリ、所ジョージの“大人の余裕”に憧れ抱く傾向も
上位ランキングを振り返ってみると、やはり“大人の余裕”を感じさせる著名人が男
女ともに目立つ。男性版3位には【所ジョージ】、続く4位には、先ごろ32年の歴史に幕
を閉じた『笑っていいとも!!』(フジテレビ系)で司会を務めた【タモリ】がランクイ
ン。所は『理想の父親ランキング』でも常連であるのは周知の通り、タモリについても
“タモロス”という言葉が世間を賑わせていることからもわかるように、『いいとも!!
』が終了したことで改めてその偉大さを再認識した若年層も多いようだ。女性版でも【
竹内結子】(4位)、【篠原涼子】(5位)、【松嶋菜々子】(6位)などの名が挙がり
、こちらも“大人の余裕”を感じさせる。
イチローのように才能に胡坐(あぐら)をかかず、ストイックなまでに自己を追い込
んでいく姿勢に共感を覚えるのか、または所ジョージやタモリのように飄々とした態度
で結果を出すことに憧れを抱くのか? どちらのタイプでも眩いばかりの光を放ってい
るタレントばかりだが、そのどちらのタイプにも共通するのは、たゆまぬ努力。“可視
化”できる努力がすべてではないという事を、我々も肝に銘じていかなければならない
だろう。
【調査概要】
調査時期:2014年4月9日(木)~4月15日(火)
調査対象:合計500名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員
10代、20代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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