[情報] Gold官網更新 早乙女悠里役 天海祐希專訪
天海祐希飾演早乙女悠里的訪問
來源:GOLD官網 http://www.fujitv.co.jp/GOLD/interview/index01.html
今回の企画を初めて聞いたときの印象からお願いします。
野島伸司さんとは今回初めてご一緒させていただくのですが、野島さんがこれまでお書
きになっているたくさんの脚本そのひとつひとつに、ちゃんとメッセージが込められて
いるので、そういう世界に私が入っていける、というのが嬉しかったです。いま現在、
かなりのペースで台本が上がっているんです。撮影前にこれだけの材料をいただける、
というのはとても幸せなことだな、と思っています。
やはり台本が事前に用意されている、というのは演じる上では大きいようですね。
もちろんです! 着地点が見えないより、とりあえずここに向かっているんだ、という
ある程度の指針があるというのは、私たちにとっては凄く有難いことなんです。だから
といって…今日も河毛俊作監督から、「逆算しすぎて小さくまとめてしまうより、その
ときの勢いや感情を大事にやっていこうね」というお話をいただきました。
実際に台本を読まれての感想は?
私が演じる早乙女悠里というキャラクターは…それが良いとか悪いとかではなく…彼女
なりのキチンとした意見を持っていて、それを形にするだけの財力も持っていて、とも
すれば凄く上から目線になってしまうのですが、でもそれ以上に、彼女の高圧的な存在
が私から見れば優しさの塊に見えるというか…。自分も何かを追い求めていて、人生が
ひっくり返るような出来事に直面してもそれを乗り越えて、いまの彼女がある──とい
うところに凄く説得力があるんです。ただ単に強い女性、自己中心的な女性のように思
われるのかもしれませんが、何かを乗り越えてきたからこその強さとか、強くならざる
を得なかった部分とかが彼女にはちゃんとあるように思えたんです。なので、私にとっ
てはいとおしい女性に見えました。(広報用の)資料には「強くてバイタリティーがあ
って」とか「人を引っ張っていくリーダー的な素質があって」というようなことも書か
れていて、確かにそうなんですけど、そこにたどり着くまでの道のりが彼女にはあった
、というのが、彼女に寄り添いたいな、と思える部分だったというか…。だって、女の
人で強い人って、初めから強いわけじゃないじゃないですか。そういう道のりがちゃん
と感じられるといいな、と思っています。同時に、悠里が魅力的なのは、周りに魅力的
な人がいるからだと思うんです。彼女の人としての基盤を作った父親や兄の存在とか、
放っておけないと思って側にいてくれる存在とか、家族だから、という言葉だけでは片
付けられない、彼女の分身である子どもたちの存在…もちろん、その子どもたちだって
ひとりの人間であって、彼らももがいて苦しんで、何とか母が望むような人に、という
思いもあるでしょうし、そのレールに乗っていきたくない、という自我も生まれるでし
ょうけど…。その中で、早乙女家がどうなっていくのか、私も凄く興味があります。1
話1話に、いまの社会が持つ大きな問題もフィーチャーされているんですけど、それに
対する悠里の意見が正しい、というより、ひとつの意見として、「こういう考え方もあ
るんだな。私はこう思うけど…」という風に見てくださる方が感じ取ってくれたり、自
分と向き合うチャンスになったりしたらいいな、と思っています。悠里は、ある種、嫌
がられる存在でもいいと思うんです。でも、そこから目が離せない存在になれたらいい
な、と思います。悠里の考え方に賛同して、心から応援してくださる方もいるでしょう
し。私も、泣いたり笑ったりしながら台本を読んでいますけど…。
野島作品の魅力に関して、もう少し詳しくお話いただけますか?
脚本家の方は、おひとりおひとりが持っている世界観が違っていて、時代に沿ったもの
、時代をリードしていくもの、時代を追いかけていくもの…と、それぞれあると思うん
ですけど、その中でも、ちゃんとご自分のある一面の意見…早乙女悠里に言わせている
ことは、もちろん野島さんのすべてではないと思っていますけど…ある一面から見たこ
ういう意見、今回は早乙女悠里というキャラクターだからこその意見がキチンと描かれ
ている。反町隆史さんが「野島さんの作品は『未成年』以来」と言っていましたけど、
『未成年』にしても、当時はそうとうショッキングでしたよね。見てくださる視聴者の
みなさんに、何かを投げかけられる方だと思います。顔合わせのとき、河毛監督が「こ
ういうキチンとしていて、それに沿って撮ればきっと面白くなるだろうな、という脚本
ほど難しいものはない」とおっしゃっていましたけど、確かにそうだな、と思いました
。野島さんがちゃんと道筋をつけてくださっているので、それに沿って私たちがキチン
とできれば、必ず面白いものになると思っていますが、それに甘んじるわけではなく、
出演者がそれぞれのカラーをつけることができればいいな、と思います。
ショッキング、ということでいえば、物語の中で悠里が展開する教育論は、とても挑発
的でまさにショッキングでもあります。
そうですよね。でも、ショッキングなのは、ある一面でそれが当たっているから、です
よね。だから腹も立つし、小うるさくも感じるし…。大きな声で言えないけれども、そ
ういう風に思っている方たちもいらっしゃるんじゃないでしょうか。また、まさにそう
いう教育問題の渦中にいらっしゃる方たちは、凄く心を痛めるかもしれませんね。そう
思っていても、できなかったことに対する思いとか…。
悠里さんと秘書のリカのやり取りは抜群に面白いですね。リカ役を演じる長澤まさみさ
んとの共演に関してはいかがですか?
ふたりのやり取りは本当に面白いです! 長澤まさみちゃんとは、世代も違うじゃない
ですか。だから、「どうなるのかな?」と思ったところもあったんです。それは不安と
いうよりも、期待の方が大きかったからなんですけど、初めて本読みをしてみて思った
のは、まさみちゃんの持つ、いい意味でのふわっとした感じと、しっかりしたお芝居で
役を自分のものにしている姿勢が凄く感じられて…。私が思っている悠里像と、まさみ
ちゃんが思っているリカ像を、「いっせいのせい!」で出したときに、そこに生まれる
微妙なミスマッチが凄く心地よかったんです(笑)。だから、楽しかったです。「あ、
これは面白いな!」と思いました。まさみちゃんに、「大丈夫!まさみちゃんがどうき
ても、私、絶対レシーブするから!」って(笑)。とっても仲良くなれそうですし、役
柄の悠里とリカの関係も、そんな感じで進んでいけたらいいな、と思いました。
今回はお母さん役で、もう大きな子どもがいる、という設定ですが…。
もう、それなりの年齢なので(笑)。反町さんとも話していたんですけど、4人の子ど
もたちは、もの凄いオーディションを勝ち残ってきた子たちなので、「このくらいの年
齢の子が、ポッとこのくらいの状態で自分の子どもになっていたらいいね」って(笑)
。そこにいくまでが大変じゃないですか。育てて、一緒に勉強していく過程が。彼らは
、とっても真っ白なキャンパスのままそこにいてくれて、ひたむきに頑張ろうとしてい
るのがわかったので、私も一緒に成長していけたらいいな、と思いました。物語が進む
につれていろいろな問題が起きていきますけど、悠里はそのつど、自分の考えだったり
、自分の思いであったり、ということをちゃんとしゃべっていくんです。こういう問題
が起きたときに、悠里や子どもたち、周りの人間は、どうやって向き合っていくのか、
どうやって納得していくのか、という部分は是非、楽しみにしていてほしいです。ひと
りひとりの登場人物は、背景がもの凄く描かれているというよりは、セリフなり、佇ま
いなりで、ちゃんと表現されているんですよ。自分が想像して作っていく、というのは
役者としての楽しみなんですけど、それを感じさせてくれる台本なので、想像力も膨ら
むんです。
反町隆史さんとの共演に関してはいかがですか?
反町さんは、しっかりしたキャリアをお持ちで、役者さんとしても確立されたものをお
持ですから、「ああ、こういう風にきたのか…」とか思いながら本読みをしたんですけ
ど…。きっと、女の人から見ると、丈治みたいな人がいたら「何て素敵なの!」と思う
でしょうね(笑)。ハンサムだし、スタイルもいいし…もう、丈治がいてほしい!(笑
)。凄く内に秘めたものがあるキャラクターで、彼も自分の人生を背負っていて、だか
らこそ、子どもたちや周りの人にしていきたいことがたくさんある人で…。また、(悠
里の夫・明石辰也を演じる)寺島進さんも、いい感じの“ゆるキャラ”なんですよ(笑
)。だから、旦那と丈治が両方ほしい、って感じ(笑)。悠里にとっても、子どもたち
にとっても、大きな存在ですね。辰也さんは、一面見ると、だらしない感じですけど、
実は頼りになるところもあるので。悠里には、ちゃんと力を貸してくれる人がいるんで
すよ。
悠里という母親像に対して、天海さんが思う理想の母親像とは?
理想の…やっぱり、自分の母親を思い出しますね。私も、もの凄い反抗期も通ってきま
したけど、そういうことがあっても、いま現在、凄くいい関係でいられるので。やっぱ
り、理想の母親って、自分の母親のことを思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか
。理想、というより、お互いに人間だから良いところも悪いところももちろんあるんで
すけど、それでも分かり合えたり、思いやり合えたり、という関係なので。
子どもを育てる、というのは大変なことですよね。
人間っていつまで経っても未熟じゃないですか。すべてをわかって、すべてに対処でき
る人なんて、なかなかいない。何歳になっても、勉強しなければいけないことってやっ
ぱりあって、自分も不安定で、手探りなまま子育てをして…という方もいっぱいいらっ
しゃると思うんです。でも、少しでも早く、少しでも多く経験された方は、いろんなこ
とを学んでいるんだろうな、と思うんです。自分の思い通りにならないもの…自分のお
腹から生まれてきても、ひとりの人間であり、自分の意思があるわけですからね。
悠里にも迷いがある?
指針になっているのは、自分の育てられ方だと思うし、そのときにこういう言葉を言わ
れて自分はどう思ったか…。「それは人に言わないようにしよう」とか「人にしないよ
うにしよう」とか、「あのとき自分はこう思ったけど、後々自分のためになったから、
これは辛くてもやってあげよう」というようなことがいっぱいあったと思うんです。悠
里も、きっと手探りながらやってきたと思うんですけど、自分が経験したことは正しい
、と思って子どもに向き合っている人だと思います。
最後に、ドラマを期待している視聴者のみなさんに向けて、メッセージをお願いします
。
7月から、またこうやって連続ドラマに出演させていただけることになりました。今回
は、野島伸司さんの脚本と、とても力強い共演者の方たちと、頼りになるスタッフの方
たちとともに、この『GOLD』というドラマの世界を一生懸命作っていきたいと思ってい
ます。夏の暑い盛りですので、みなさん、お出かけのこともあるでしょうけど(笑)、
できれば木曜10時はフジテレビに合わせていただいて、一緒に怒ったり笑ったり泣いた
り…そんな時間を過ごせたらいいな、と思います。私自身としては、4人の子どもたち
の母親になりますし、またこれ、セリフが長いシーンもい~っぱいありますので(笑)
、一生懸命、取り組んでいこうと思っています。良いとか悪いとかではなく、とても心
に響くセリフが多いので、自分が台本を読んだときに、はっとしたようなセリフが、そ
のままみなさまに伝えられたらいいな、と思っています。やる気も元気も満タンで走っ
ていきますので、どうぞ、よろしくお願いします!
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